2014年8月18日放送

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2014/8/16(土)・8/17(日)開催

2回新潟5日目・6日目

  • 新潟芝 土:+1.2→+1.6→±0 日:+0.5 Aコース
  • 直 土:±0→+0.3→±0 日:±0

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒2からプラス1秒6、そしてプラスマイナスゼロへと変動。日曜がプラスマイナスゼロからプラス0秒3、そしてプラスマイナスゼロへと変動。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週は速めの時計が出るレベルだったが、2週目以降は雨の影響を受けている。特に5日目は5Rまで時計が掛かっていた。直線1000mについては5日目を除くと水準か水準に近いレベル。
 まず土曜日は朝レースが始まる前に大雨になって、昼前まで雨が降り続いた。2000m換算の馬場差は2Rがプラス1秒2、4Rと5Rがプラス1秒6。新潟の芝というのは水はけが良くて、一昨年ほどではないが、雨が止んでしまえばある程度までの馬場回復は早い。そのため7Rの直線1000mはプラス0秒5と一気に水準レベルに近づき、9Rでプラス0秒4、10Rでプラス0秒2、11Rでプラスマイナスゼロだった。
日曜1Rは土曜11Rと同じ稍重で馬場差もその土曜11Rと同じプラスマイナスゼロだった。土曜と同じように午前中は雨で、5Rから9Rまで重馬場だが、土曜ほど急激に時計が掛かるようになった訳ではなくて、馬場差は5Rでプラス0秒3。その後は緩やかに水準方向に動いて、9R以降はプラスマイナスゼロ。つまり1Rと同じ馬場差まで戻った。
前が有利とか差しが効くとか、そういう分類ではなくて、雨が降っている最中の馬場は切れ味を発揮できないというような状態だったようで、結果的に前残りが多かった。雨が降っていないときは、かなりの超スローでもない限り差し馬も上位に来ていた。

  • 新潟ダ 土:-0.7→-1.3 日:-1.0→-1.5
  • 1200 土:-1.0 日:-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス1秒3へと変動、日曜がマイナス1秒0からマイナス1秒5へと変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒6だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておく、まず1800mは2日目を除けば全てマイナスの数値。雨の影響で同じ日でも時計の出方が異なるケースが目につく。また、1週目は良馬場発表ではあったが、土日で時計の出方が異なるので注意。1200mはここまで全てマイナスゾーンで、2週目・3週目は開幕週よりも時計が出やすくなった。先週については、土曜の方が一層時計の出やすいレベルだった。
 土曜日は朝の大雨で前半のレースは水が浮いていた。そのため1800mに関しては前半の方が時計の掛かる馬場で、3Rはマイナス0秒7、6Rはマイナス1秒1、8Rはマイナス1秒3だった。1200mは結果的に変動にはなっていないが、1Rは水が浮いた不良馬場、12Rは重馬場と馬場状態は違った。もし5R辺りにダート1200mが組まれていれば、変動になっていたと思われる。
日曜も途中で雨が止むという天候だったが、1800mはやはり前半の方が時計が掛かり、3Rがマイナス1秒0、そして10Rがマイナス1秒5でここが先週では最も速い時計が出る状態だった。1200mは馬場差マイナス0秒6で、土曜日よりも時計が掛かっているが、これも10R以降にダート1200mが組まれていれば、変動になっていたはず。
元々先行有利の新潟ダートとしても前残りが多かったが、馬場が影響したかなとちょっとそこは判断しない。ただし、水が浮いている様な不良馬場だと逃げてしまうと泥水をかぶらずに済むという、そういう利点はあったかもしれない。

番組注目馬

  • 土曜新潟11R 3着 カオスモス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟09R 1着 ショウナンパンドラ


2回小倉5日目・6日目

  • 小倉芝 土:-0.1 日:-0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒3だった。ここまでの6日間を振り返っておくと、前半2週は雨のために全て馬場差が変動で、特に4日目後半は時計の掛かるコンディションになった。そして先週は土日とも水準よりやや時計の出るコンディションだった。
 金曜から土曜の早朝まで雨が降っていて、土曜は稍重でスタートして11R以降は良馬場だが、時計の出方は変わっていなかったと判断した。しかも馬場差マイナス0秒1で時計の掛かる馬場にはなっていなかった。日曜は土曜よりも乾いて、良馬場でマイナス0秒3。ただし、マイナスの数値だが、高速馬場という訳ではない。先週でAコース3週目、先々週の日曜後半ほどではなかったが、土曜も日曜も後半のレースほど外が伸びる傾向だった。逃げて、馬場の中程に持ち出して来るケースも目立った。今週はAコース4週目で恐らく外差し傾向がさらに強まる。そして来週からBコースに移るので、そこでまた傾向が変わる可能性がある。

  • 小倉ダ 土:-1.4→-2.2 日:-1.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス2秒2へと変動、日曜がマイナス1秒5だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で初日11R以降はマイナス1秒を超え、脚抜きの良いコンディションとなっている。
 土曜早朝までの雨によって土曜は不良馬場でスタート。そして5R以降は重馬場だが、後半含水率が下がるにつれて速い時計が出るようになった。具体的には2Rがマイナス1秒4、10Rがマイナス2秒2。先週は新潟もそうだったが、水が浮くような不良馬場でスタートするとよくあるパターンの変動。日曜は重馬場から稍重へと変化したが、馬場差は変動ではなくてマイナス1秒5。これは土曜の前半とほぼ同じだが、土曜の前半…(すいません、ここから録画したデータが飛んでしまって不明)。

番組注目馬

  • 日曜小倉08R 2着 キタサンウンゲツ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉08R 1着 メイショウワコン

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜小倉08R 1着 メイショウワコン

※1勝目がタイムランクAだが、そういう馬は3歳の内は1000万までは追うというルールがある。それが根拠の1つでもある。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜小倉08R 1着 ロードハリケーン

このレースは前半1000mが57秒9、後半1000mが60秒4というハイペースで1番人気ヤマニンアリエッタは4コーナー先頭から失速した。そのヤマニンアリエッタの前走というのはスローの逃げの2着だったので、まぁ仕方ないが、それはさておきロードハリケーンはかなり展開がハマっての差し切りと見る。500万でずっと人気になって2着を続けてきた馬で、昇級しても相手なりに走ると言った理由で人気なると読むが、先行策でも差しに回ってもなかなか500万を勝てなかった馬。ハマっての差し切り勝ちで、昇級戦で人気になるようなら危険。で、ここの2着クールオープニングも展開がハマって差し込んできた。こちらは次走人気にならないと思うが、もし人気になったら危険な人気馬となる。


1回札幌7日目・8日目

  • 札幌芝 土:-0.8 日:-0.7 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。まずはここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、1週目は雨の影響を受けたが、2週目以降はマイナスの数値。ただ、2週目以降を週単位で見ていくと、水準に近づいて来てはいる。
 先週の火曜日以降は雨が降っていないが、前半稍重だった5日目よりも少しだけ時計の掛かる状態。開催進行につれて少しずつ芝が傷んできた結果で、先週土日で0秒1とは言え、馬場差が違うのも開催進行による自然な変化。また先週は土曜に比べて日曜の方が差し馬の連対が多いが、内を通るとダメという程ではなくて、いわゆる外差し馬場にはなっていない。っと言っても開幕当初に比べると馬場の中程を通った差し馬の好走は増えた。ただし、今週からCコースに移るので、雨の影響がなければ馬場差はマイナス方向に動くと推測される。そしてまた内を通る馬が有利になるはず。

  • 札幌ダ 土:-0.1 日:-0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒3だった。こちらもまずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく、良馬場発表だった初日・前半2週目、そして6日目以降については水準から大きく離れた数値にはなっていない。一方良以外の馬場では基本的に速い時計の出るコンディションになっている。
 先週の馬場差はマイナスでしかも土日で少し違いがあるが、普通の良馬場ならほぼ水準レベルの馬場差というような今開催の傾向からは外れていない。普通の馬場の札幌ダートなら先行馬あるいは、マクって4コーナーで前に取り付いた馬の好走が多くなるのは当然の事で、強調すべきことでもない。

番組注目馬

  • 土曜札幌02R 2着 シラユキ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌02R 1着 エクシードリミッツ


ワンポイントアドバイス

  • 短距離における▲の有効性など