2014年7月21日放送

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2014/7/19(土)・7/20(日)開催

2回福島5日目・6日目

  • 福島芝 土:±0→+0.5 日:+0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロからプラス0秒5へ変動、日曜がプラス0秒5だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、3日目までは終日速い時計の出るコンディションだったが、4日目は雨の影響で水準に近づいて行き、先週も雨のため、土曜後半からプラスゾーンに入った。
 先週からBコースに替わったが、土曜は朝の時点で雨の影響が残っていた上、昼頃さらに雨が降り、さらに時計が掛かった。ただ、6R以降は2000m換算の数値では全てプラス0秒5で変わっていない。そのまま雨が止めば乾いて行ったのかもしれないが、土曜のレース後再び雨が降って、日曜は土曜後半と同じ馬場差となった。なお、連対馬の脚質を見ると、トピックスで取り上げた日曜11Rの勝ち馬マヤノリュウジンは特別な例としても、中団・後方からの差し馬の上位進出が目についた。土日の14鞍の内、11鞍で中団・後方に位置していた馬が連対している。最終週の今週も同じような傾向かなと思うが、ちょっと天候次第の面もあるだろう。

  • 福島ダ 土:-1.4 日:-1.0→-0.4

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜はマイナス1秒0からマイナス0秒4へと変動した。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、開催日によって時計の出方が異なる。雨の影響を受けたからと言って、必ずしも脚抜きの良いコンディションにはなっていないので、注意ください。
 先々週は雨の影響を受けても高速化しなかった。ただ、先週は開幕週同様に再び速い馬場になった。土曜は途中で雨が降ったが、時計の出方に影響はなく、馬場差は一定。日曜は終日重発表だったが、馬場差は変動で徐々に時計が掛かって行き、最終レースの頃にはかなり水準に近づいたと言えると思う。逃げ馬の連対は1鞍のみだったが、全てのレースで好位以内につけていた馬が必ず連対していたように、相変わらず前の組有利の傾向が続いている。

番組注目馬

  • 日曜福島05R 2着 ミュゼメルノワール

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜福島05R 1着 コウソクコーナー

市丸博司 次走危険馬

  • 日曜福島11R 1着 マヤノリュウジン

※過去にスプリンターズS3着もありますし、重賞でも人気になるんじゃないだろうか。しかしこのレース自体はタイムランクDだった。2つ目、たまたま差し馬の活躍が目立った週だった。いかにもハマった印象があって、同じ競馬を2回やるのは難しいんじゃないかと。以上3つの懸念材料になる。オープン勝った事により、次は負担重量増も懸念されますので、次走どこへ出てきても僕はちょっと難しいんじゃないかと見ている。


3回中京5日目・6日目

  • 中京芝 土:+0.5→+2.1 日:+1.4 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒5からプラス2秒1へと変動、日曜がプラス1秒4だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、3日目まではマイナス0秒8の馬場差で全く変わらず安定していたが、雨の影響で4日目午後からはプラスゾーンになり、先週も程度の差はあれ、時計が掛かっていた。
 土曜朝障害の1Rは良馬場発表だったが、ダートの2Rから雨が降って5Rからの芝平地戦は稍重。雨の影響により2000m換算の馬場差ではプラス0秒5で行われていた。さらに終盤に強い雨が降って、11Rだけは9Rまでと比べてもかなり時計が掛かって、馬場差はプラス2秒1。日曜は土曜終盤よりも乾いたが、それでも時計の掛かるコンディションで、馬場差はプラス1秒4だった。なお、平地に限れば土曜は終日稍重で、日曜は稍重から良に変更されたが、馬場差については土曜が変動で日曜は一定としている。なお、土曜の5鞍では中団・後方からの差し馬が1頭も連対していない。という事で、中京芝が差し・追い込み一辺倒だったのは、3日目つまり先々週の土曜までだったようで、4日目と5日目は逃げ・先行馬がかなり残る馬場となった。理由としては、Bコース変更と馬場の悪化という事になるだろうか。ただし、6日目は5日目終盤と比較すれば馬場が回復して、もちろん3日目までとは行かないが、差し・追い込みも決まるようになって行くだろう。この辺りは是非忘れないようにしたい。

  • 中京ダ 土:-1.0→-1.9 日:-1.8→-1.2

 先週の馬場差1800n対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス1秒9へと変動、日曜がマイナス1秒8からマイナス1秒2へと変動した。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で最も掛かっている日でも3日目のマイナス0秒7ですから、総じて速い時計の出るレベル。
 土曜の午前や日曜の午後は発表は良となっていたが、ともに馬場差はマイナス1秒を超えていたように、かなり速い時計が出やすいコンディションだった。土曜は雨の降る時間がピンポイントに近かったので、変動幅が通常とは少し違っている。1800m対象の馬場差は2Rがマイナス1秒0で、3Rと6Rがマイナス1秒2。10Rがマイナス1秒5で、12Rがマイナス1秒9。日曜は時間の経過とともに少しずつ掛かって行く普通の変動だった。馬場の変化が影響しているかどうかはわからないが、先週は前半2週と比べると中団・後方に居た馬の好走が目についた。

番組注目馬

  • 土曜中京12R 3着 ワディ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中京03R 1着 ゼアミ


2回函館5日目・6日目

  • 函館芝 土:-1.1 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒0だった。まずここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、2日目を除けば全てマイナス1秒台。その2日目にしてもマイナス0秒9ですから、総じて速い時計の出るコンディションだった。
 1回開催を含めてもほとんどマイナス1秒台。昨年は札幌がなくて、ロングラン開催の上終盤は雨に祟られて、極悪馬場になってしまったが、今年は対照的だった。とは言え、先週は連続開催の6週目で流石に中団・後方からの差しが目立っていた。特に1200mについては、ほとんど、逃げ・先行好位勢で決まっていた函館芝だが、土曜の午後からは徐々に差しが決まるようになって、最終日の日曜日は1200mも含めて差し馬の活躍が目についた。

  • 函館ダ 土:-0.8 日:-0.8

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、3日目を除けば全てマイナス0秒8かマイナス0秒7で、ほとんど変わらず安定していた。
 2回開催に限らず連続開催を通じて良馬場で行われた日は全てマイナス0秒8かマイナス0秒7で、実に安定していた。非常にわかりやすいと思う。これらの日に出走した馬の時計比較は非常にしやすい。当然のこととは言え、前の組有利の傾向は最後まで変わらなかった。この後舞台は札幌に移るが、札幌が特に差し有利なコースという事もないので、函館で差し不発だった馬が札幌なら狙えるというのは成立しないかなという感じはする。

番組注目馬

  • 日曜函館03R 2着 ゲンパチケンザン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜函館03R 1着 モンドクラッセ

市丸博司 次走推奨馬

  • 日曜函館01R 5着 ジェットコルサ

※かなりペースが速かったので、ちょっと4コーナー4頭雁行みたいなレースだった。3戦目ですので、次は上がり目もまだあるんじゃないかという事で、この馬を推奨する。


ワンポイントアドバイス

  • 中京で先行した馬を狙うパート2