2014年5月26日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2014/5/24(土)・5/25(日)開催

2回東京9日目・10日目

  • 東京芝 土:-0.9 日:-0.9 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。まずここまで10日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒0前後の数値で大きな動きはない。
 先週は週半ばの雨が少し影響が残っていたかもしれないが、時計の出方は4週目より若干掛かったというレベルだった。ただ、傾向を見ていると先々週よりも差し馬の台頭が目について、馬場の内が少し荒れて来た感じはある。週半ばのオークスに関する報道を見ていると、今の東京は前残り的な記事をよく目にしたが、それはNHKマイルCやヴィクトリアマイルはそうだったが、何が何でも前残りという感じは特になかった。基本的には差し馬でも切れのあるタイプなら十分間に合う馬場と見て良い。なお、ダービーウィークの今週からCコースが使用されて、来週の3回東京からクラス編成が行われるが、2週目まで引き続きCコースが使用される。

  • 東京ダ 土;-0.7 日:-0.3

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒3だった。まずはここまで10日間の馬場差を振り返っておくと、4週目まではほとんどプラスゾーンだったが、先週は土日ともにマイナスの数値になった。
 ダートは雨の影響が残って4週目までより時計の出やすいコンディションになった。馬場発表は土日ともに良馬場だったが、実質は少し水を含んでいたと見るべきだろう。また、先週は土日で時計の出方が異なって、土曜の方が時計が出やすくて日曜は水準に近づいた。
 先々週よりも脚抜きが良くなった分もあってか、先行馬が粘るシーンが多かったが、流れが速くなればきっちりと差しも届いていた。今の東京は乾けば乾くほど差しが届く可能性が高まって、水を含むと前に行った馬が粘る状況。今週以降もその流れは変わらないと見る。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京11R 1着 スピルバーグ

※内を通った馬が粘る展開の中、大外から1頭だけ次元の違う伸びだった。休み明けでしかも展開が向いたわけではないのに、差しきった点は力があればこそだと思いますし、次走重賞挑戦でも勝ち負けになる。

  • 日曜東京11R 1着 ヌーヴォレコルト

※今回の勝ちっぷりは良かった。秋以降秋華賞のトライアルレースに出走なら当然有力。

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜東京09R 2着 ショウナンパンドラ

※東京のタイム分析で話した通り、出遅れて早めに進出して一番人気馬に競り勝って2着ですから、一言で言えば負けて強しという内容だった。レースを見られる人は見てください。本当に強い競馬してますから。次走恐らく古馬が相手になる確率は高いと思うが、極力降級馬がいたりとかして、強いメンバーのところに当たって少し人気が下がって欲しいなと。仮に1000万下からの降級馬で有力な馬が出てきても十分勝負になる馬だと思う。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜東京06R 2着 キョウエイマグマ

※こちらタイムランクBのレースで2着だったが、先ほども言ったように、今回は展開面に恵まれた印象。3着同着の2頭とはクビ差の接戦なので、一歩間違えれば馬券圏内から外れていた可能性もある。脚質は追い込み一辺倒ですし、古馬相手になるであろう次走は疑ってかかりたいと思う。


3回京都9日目・10日目

  • 京都芝 土:-1.7 日:-1.7 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。ここまで10日間の馬場差を振り返っておくと、1週目はマイナス2秒を超え、3日目以降もマイナス2秒前後のかなり速い時計の出るコンディションが続いた。ただ、先週は4週目までと比較すれば少し水準方向に近づいて来た。
 先週は開催5週目ですから、さらに週半ばに雨が降った事もあって、それでもかなりの高速馬場である状況というのは変わりなかった。
 土曜は差し馬の活躍が目立ち始めて、日曜前半も同じような流れかなと思っていたが、日曜後半になると一転して前に行った馬が有利になった。それは馬場傾向と言うよりかは、あくまでも展開面によるところが大きい。日曜後半はスローペースの競馬ばかりだった。基本的には差し馬も届くようになって来ていると見て良い。

  • 京都ダ 土:-0.3 日:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒1だった。ここまで10日間の馬場差を振り返っておくと、4週目までは全てプラスの数値だったが、先週はこの開催で初めてマイナスゾーンに入った。
 週半ばに降った雨の影響だと思われる。いずれにしろ先週は今開催で最も時計の出やすい馬場コンディションだった。ただ、いつもの京都ダートと比べると差しが届いているという状況は先々週までと変わりなかった。

番組注目馬

  • 日曜京都05R 1着 グレナディアーズ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都04R 1着 ヴォルケンクラッツ
  • 土曜京都05R 1着 キングストーン
  • 日曜京都10R 1着 カゼノコ


1回新潟7日目・8日目

  • 新潟芝 土:+0.6 日:+0.6 Bコース
  • 直1000 土:+0.5 日:+0.5

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒6。直線1000m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。まずはここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てプラスの数値。ただ、2週目以降はプラス0秒5かプラス0秒6でやや時計が掛かるなりに安定していた。直線1000mも全てプラスゾーンで、後半2週はほとんど動きがなかった。
 ダートは日曜中盤まで稍重発表だった。週半ばの雨の影響が残っていたはずだが、芝では時計の出方自体開催3週目と変わらなかった。ただ、前めにつけた馬が粘っていた辺りは3週目と傾向が異なって、馬場コンディションは違ったものになったかなという感じはある。

  • 新潟ダ 土:-0.1 日:+0.3
  • 1200 土:-0.6 日:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒3。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは6日目まで全てプラス1秒台の数値だったが、先週土曜は一転してマイナスゾーンとなった。日曜はプラスの数値だが、6日目までと比べれば時計の出やすいレベルだった。1200mは水準かそれに近いレベルが続いていたが、先週土曜はこの開催で最も時計の出やすいレベルになった。
 稍重でのスタートは先々週と同じだが、ただ日曜の途中まで回復しなかったのは意外だった。土曜は発表は稍重でも、実質重だったと考えた方が良さそう。それは馬場差にも如実に表れていると思う。特に1800mの馬場差が3週目までと大きく変わった点は、この開催の最重要チェックポイントになる。馬場差が変化した事によって、先々週まで前残り傾向だったが、先週は差し馬の台頭が目立った。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 京都芝は前残りではない