2014年5月19日放送

提供: 先週の結果分析
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2014/5/17(土)・5/18(日)開催

2回東京7日目・8日目

  • 東京芝 土:-1.1 日:-1.1 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒1だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。マイナス1秒0前後の数値が続き、速い時計が出るコンディションが続いている。
 先週からBコース使用になった事もあり、時計の出方は今開催で最も速くはなったが、っとは言っても土日ともでマイナス1秒ですから、大きく変わった感じはなくて、引き続きそこそこの高速馬場という状況。時計の出方は非常に安定している。脚質的には大川さんもおっしゃっておられたように、基本的には切れのある差し馬が届く馬場。ただ、ペースの遅いレースが多くて、その分前に行った馬が残るケースもある。ともに逃げ切り勝ちだったNHKマイルC・ヴィクトリアマイルが良い例だと思う。ただ、そういうレースでも馬券圏内に差し馬が突っ込んで来ていますので、その点は見逃せない。2回東京はトータル6週で12日間の開催だが、今週もBコースが使用されてダービーウィークはCコースになる。

  • 東京ダ 土;+0.1 日:+0.1

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、3週目はやや時計が掛かっていたが、その他の週は水準に近いレベルでの推移になっている。
 先々週は今開催で最も時計を要する馬場だったが、先週は開幕週と同じ馬場差でほぼ水準レベルに戻った。傾向としては先行・差し混在で、馬場差が同じである事を考えると脚質も開幕週と同様の傾向に戻ったと言える。いずれにしろ、脚質による有利・不利は少ない馬場。

番組注目馬

  • 土曜東京07R 1着 シンキングマシーン

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

※一言注釈だが、クラス編成変えが迫ってきたが、あと2週はこのままのクラス体系なので、あくまで昇級してどうかという前提でいなかったという事。

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜東京11R 4着 メイケイペガスター

※東京のタイム分析では触れなかったが、ここで取り上げる。この馬折り合いに難があって、なかなか能力が発揮できなかった。今回は折り合いがついていた。序盤から位置を取りに行ったが、それでも完璧に折り合いついて、最後伸びを欠いたのはやはり距離適正の差があったと思う。その分伸び負けして4着に敗れたが、気性面の成長は顕著ですし、仮に次走、元々1800mとかで勝っている馬ですから、長めの距離に出てきたとしても対応できると思う。恐らく次もあまり人気にはならないと思う。そうなると狙ってみて面白そうだという事で選んだ。


3回京都7日目・8日目

  • 京都芝 土:-2.1 日:-2.1 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒1だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、1週目がマイナス2秒4、マイナス2秒3。2週目以降は開幕週ほどではないにせよ、マイナス2秒0前後のかなり速い時計の出るコンディションが続いている。
 先週からDコースに替わった事もあって、むしるマイナスの方向に戻した。ただ、大きな変化はなくて、前回大川さんが言っていたように、ずっと高速馬場という認識で間違いないと思う。今のコンディションだと、ちょっと雨が降ったくらいで、一気に時計が掛かる状況にはなるとは考えづらいなと思う。ただ、脚質的には差し馬の活躍が顕著になって来ている。しかしながら、その反面逃げ馬が押し切るケースもあったりした。いずれにしろ、先行・好位から粘るタイプの馬は活躍できていない。圧倒的なスピードあるいは、圧倒的な瞬発力がある馬が幅を効かせている印象。

  • 京都ダ 土:+0.7 日:+0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒6だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておく。プラス0秒4かプラス0秒5で推移していた3週目までと比較して、先週は少し時計が掛かっていた。
 先週の土曜はこの開催で最も時計の掛かる馬場になったが、大きな動きではなかった。いずれにしろ今開催は少し時計が掛かっている。脚質的にはある程度前めにつけた馬が有利だが、京都にしては差しがそこそこ届いているという状況は変わらずだった。いつもの京都と比べると、やや阪神っぽい雰囲気のある状況。例えるなら京阪競馬場という印象。

番組注目馬

  • 日曜京都02R 2着 リノリオ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都11R 1着 グランデッツァ
  • 日曜京都01R 1着 レッドメイヴ
  • 日曜京都02R 1着 エミネントレコード
  • 日曜京都05R 1着 エイシンゴージャス

※これまで取り上げなかったが、1戦毎にレースに行っての素軽さが増してますし、今回タイムランクCでの勝利だが、まだまだ時計短縮可能。古馬相手の昇級になっても通用する。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜京都10R 2着 マコトナワラタナ

※この馬今回のように溜めが上手く効けば、スパッと伸びて来て鮮やかなレースぶりするが、なし崩しに脚を使うと逆に手応えほど伸びない。そのさじ加減が難しいらしくて、好走・凡走を繰り返すパターン。差しが結構決まる今の京都で理想通りの競馬をした分、2着に来たが、全幅の信頼まではどうかなと。いずれにしろ、次走人気になるのはほぼ間違いないので、疑ってかかっても良いかなという感じはした。


1回新潟5日目・6日目

  • 新潟芝 土:+0.6 日:+0.5 Bコース
  • 直1000 土:+0.4 日:+0.4

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒5。直線1000m対象の数値は土日ともにプラス0秒4だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てプラスの数値。開幕週は比較的水準に近いレベルだったが、3日目以降はやや時計が掛かっている。直線1000mも全てプラスゾーン。
 馬場差は少し時計の掛かるレベルが続いている。脚質については土日を通じて、逃げ・先行馬の連対はなくて、ほとんどのレースで中団・後方からの差し馬が連対していた。また、外めを回って伸びてきた馬が多くて、内を突いて差してきたのは土曜10R2着のシャイニーリーヴァだけだった。最終週の今週もコース設定は変わらないので、恐らく同じような傾向だろうと推測できる。

  • 新潟ダ 土:+1.2 日:+1.2
  • 1200 土:-0.2 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス1秒2。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておく。1800mはプラス1秒1かプラス1秒2の数値で時計が掛かるなりに安定している。1200mは前半2週プラス0秒2の数値が続いていたが、先週土曜は初めてマイナスゾーンになった。
 土曜日は8Rまで稍重で行われて、1200mだけは若干その影響が残った。ただ、マイナスの馬場差と言っても、先週までと大きな開きはない。1800mは時計が掛かる状態が続いてる。連対馬の位置取りを見ると、中団以降にいて連対したのは土日合わせて3頭のみで、軒並み上がりの掛かるレースが続いているが、かと言って差しが決まるケースは少ない。今週が最終週となるが、大きく傾向が変わるとは考えづらいので、高配当をGETするには、人気薄の先行馬を狙うのが得策かなと感じる。

番組注目馬

  • 日曜新潟08R 1着 エスオンマイチェス

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 切れる馬、あるいはガンガン飛ばす馬