2014年3月3日放送

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2014/3/1(土)・3/2(日)開催

2回中山1日目・2日目

  • 中山芝 土:+1.3 日:設定不能 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒3、日曜が設定不能だった。
 土曜時点で雨の影響を受けていたが、開催初日で良馬場発表にしては、かなり掛かっているなという印象があった。その後さらに雨が降って日曜はレース中にも雨が降って、設定不能とした。ただ、土砂降りという感じではなくて正直なところ雨の降り方だけを見れば、設定不能にするほどの激しさではなかった。これがちょっと意外な部分だった。春先の開催は雨に悩まされる事多いが、今年もそうなるか…と少々嫌な予感がする。あくまで憶測だが、この冬雪が多かった事が影響しているのかなという感じがする。なお、脚質的には日曜9Rのように外をマクって来た馬が勝つ競馬がある一方で、先行馬同士で決着するレースもあって、正直開幕週の競馬だけでは傾向がつかめない。少なくても何でもかんでも前残りという馬場ではないのは確か。この開催は全てAコースが使用される。

  • 中山ダ 土:+1.3 日:+1.1→+0.7
  • 1200 土:+0.4 日:-0.2→-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス1秒3、日曜がプラス1秒1からプラス0秒7へと変動。1200m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がマイナス0秒2からマイナス0秒6へと変動した。
 良馬場発表だが、雨の影響を受けていた土曜時点で1800m対象の数値はプラス1秒台と時計が掛かっていた。1200mにしてもプラスの数値。日曜は雨の影響で後半時計が出やすくなったとは言え、それでも1800mは8R時点でプラス0秒7だった。一方1200mはマイナス0秒2でスタートして、後半さらに時計が出やすくなって行った。脚質的には行った行ったの決着はなくて、差しが結構決まっていた。この傾向はこれまでと変わらず。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山10R 1着 スマートオリオン

※1200mではまだ底を見せていないですし、次走昇級でOP特別あるいはもしくは重賞挑戦でもハンデ戦ならやれると思う。

  • 日曜中山11R 1着 ジャスタウェイ

※次走恐らく海外挑戦なので何とも言えない部分があるが、楽しみだとは思う。

日曜5Rのコウヨウマリアと7Rのアスコルティは確かに強い勝ち方をしているが、日曜の馬場差は設定不能ですから、着差イコール能力差だとは言い切れない部分もあるので、今回の走りだけでは次も買いとは言えない部分はある。


1回阪神1日目・2日目

  • 阪神芝 土:-0.4 日:+0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒5だった。
 開催初日の土曜日は良馬場発表とは言え、雨の影響が残っていたが、マイナス0秒4でいくらか速めの時計が出るレベルだった。ただ、土曜の夜の雨で日曜は一気にプラスゾーンに入った。大きく時計を要した訳ではないが、土曜と比較すれば時計が掛かっていた。脚質的には内を回った先行馬が活躍した。仮に差す場合でも内を通るパターンがベストだった。阪急杯2着のサンカルロが良い例だと思う。外を回って差して来た馬も少なかった。なお、この開催は全てAコースが使用される。

  • 阪神ダ 土:-0.6  日:-0.9

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒9だった。
 同じマイナスゾーンの馬場差ですし、劇的に変わった訳ではないが、土曜夜の雨で日曜の方がさらに時計が出やすくなった。脚質的には先行・好位組が有利で、馬場が軽い分前に行った馬は簡単に止まらなかった。末脚不発だった馬も多い。

番組注目馬

  • 日曜阪神12R 1着 エーシンクルゼ

※1200mのダート戦に出走ならという条件で。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神03R 1着 ウルティマミューズ

※このレース、レースのラスト400mは12秒5-12秒2でゴールに向けて加速していますし、まだまだ上を目指せる馬だと思う。

  • 土曜阪神05R 1着 パドルウィール
  • 土曜阪神09R 1着 バンデ
  • 土曜阪神11R 1着 ミッキーアイル

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜阪神05R 4着 メドウラーク

※スタートでトモを滑らせて、直線もやや弾かれ、加速がついた時がゴールだった。番組注目馬としては馬券圏外だったが、まだ見捨ててはいけないという意味も込めて、個人的に次走の推奨馬として残したい。


1回小倉7日目・8日目

  • 小倉芝 土:-0.1 日:+1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス1秒0だった。まずここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておく。前半4日間は雪や雨の影響でマイナスの数値になった日はなかったが、3週目は乾いた馬場でコース設定も変わり、時計が出やすくなった。しかし最終週の先週は再び雨の影響を受け、特に8日目は時計が掛かった。
 水曜から雨の影響が残って、土曜時点で開催3週目よりも時計が掛かるコンディションだった。加えて土曜夜からの雨で、日曜はさらに時計が掛かっていた。ただ、時計が掛かっていたとは言え、特に土曜日は前へ行って粘った馬にしろ、控えて差して来た馬にしろ、ともかく内を立ち回った馬の上位進出が目についた。前回の放送で吉岡さんも同じような事を言っていたが、最終週の先週はインコースを通った馬の活躍が一層目立った。直線では外を伸びたとしても、4コーナーまでは内を通って、そこから外に持ち出された馬が多かった。

小倉ダ 土:-1.3 日:-1.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒5だった。こちらもまずは8日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週は脚抜きが良く、全てマイナス1秒台の数値。3週目は乾いてプラスの数値になったが、先週は再び雨の影響を受け、マイナス1秒台の馬場差になった。
 ほとんどのレースで逃げ馬もしくは先行していた馬のどちらかが連対していた。この開催の1週目・2週目も同じ高速ダートだったが、結構差しも決まっていたので、ちょっと傾向が変わった。とにかく開催を通じて最も先行有利だった週だと記憶しておきたい。

番組注目馬

  • 日曜小倉04R 2着 コルサーレ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉04R 1着 ファシーノ

津田照之 次走危険馬

  • 日曜小倉11R 3着 アドマイヤクーガー

※とにかく人気にはなるが、取りこぼしの多いタイプだと思うので、馬券の軸にはしづらいかなと思う。


ワンポイントアドバイス

  • 阪神1週目で末脚が不発だった馬たち