2014年10月20日放送

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2014/10/18(土)・10/19(日)開催

4回東京4日目・5日目

  • 東京芝 土:-1.2 日:-1.2

 芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒2だった。開幕週が3日間開催だったので、ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、ここまで全てマイナス1秒台の数値。ただ、先週は初日・2日目と比較すると少し水準方向に近づいた。
 先週の馬場差のマイナス1秒2というのは稍重だった3日目の後半と同じ。開催が進んで自然に少し時計が掛かるようになったという事だろう。土曜は全レースでペース補正が入っていたが、スローが多かったが、逃げ切りはなかった。日曜は逃げ切りが2回あったが、差し馬も力を発揮できる馬場コンディションだと判断できる。今週までAコースで、来週からBコース使用となる。

  • 東京ダ 土:±0 日:±0

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、1週目がプラス0秒1、先週がプラスマイナスゼロでほとんど変わらない。
 1週目とほぼ同じで、なおかつ水準の馬場差ですから、特筆事項はなし。1週目と比べると後ろからの追い込みはあまり決まっていないが、全体として前残り傾向という程でもなかった。

番組注目馬

  • 日曜東京01R 2着 フクノグリュック

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京09R 1着 タップザット

※この馬は芝でも行けそうな気がする。

  • 土曜東京10R 1着 カオスモス

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜東京09R 1着 タップザット

※この馬父Tapitだが、Tapit産駒は芝を2勝しかしていない。それも新馬戦と未勝利戦しか勝っていないが、この馬はフットワークはしなやかで、切れ味もあるので、2歳の内なら少なくとも芝のオープンでもやれるんじゃないかなと思う。次走で芝に出てきたら馬券買うが、そこでダメだったとしても、その後のダート路線では長く良いお付き合いをしたい馬。長い目でしばらく追う。


4回京都3日目・4日目・5日目

  • 京都芝 火:-0.6→-0.9

 14日火曜2000m対象の馬場差はマイナス0秒6からマイナス0秒9へと変動した。
 前の日に台風が通過したが、朝の時点ですでに稍重まで回復していた。初日・2日目よりは1秒以上時計の掛かる馬場だったが、それでもまだマイナスゾーン。そこから馬場が乾いて行って、徐々に速い時計が出るようになったが、変動はゆるやかなものだった。かなり差しが決まっていた初日・2日目よりは前に行った馬の好走が多いが、前に行っていなければ話にならないという馬場ではなかった。

  • 京都ダ 火:-1.5→-1.0

 1800m対象の馬場差はマイナス1秒5からマイナス1秒0へと変動した。
 前日に台風が通過して重馬場でスタートし、前半はマイナス1秒5からマイナス1秒4という高速馬場だった。徐々に乾いて馬場差は水準方向に動いたが、12Rでもまだマイナス1秒0だった。京都のダートなので、全体として前残りが多いが、7R・10Rとかなり後ろから差し切りが決まっている。こういう良馬場ではない高速馬場のダートはだから特に前残り傾向になる訳ではないという事がわかる結果だった。

  • 京都芝 土:-1.6 日:-1.5

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒5だった。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、台風で代替競馬となった3日目は他の開催日と比べて時計が掛かっている。先週は初日・2日目ほどのレベルでないにせよ、高速馬場に戻った。
 初日・2日目の超高速馬場と比べると水準方向に動いて来たが、まだ高速馬場と言える馬場差となった。高速馬場であっても、前残り傾向が特に強いわけでもないのも初日・2日目と同じ。秋華賞はコース取りの内と外で明暗を分けたが、外へ行くと極端に不利という訳ではない。

  • 京都ダ 土:-0.4 日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、台風のため雨の影響が残った代替3日目は脚抜きの良いコンディションとなっている。その他の開催日はマイナスゾーンとは言え、水準よりもやや速いレベルか、あるいは水準レベルで推移している。
 時計の出方は初日・2日目とあまり変わりがなかった。先週の勝ち馬の多くが逃げ・先行または3コーナー先頭というレース内容で、これは京都ダートらしい結果。ただし、全く差しが効かないという訳でもない。

番組注目馬

  • 土曜京都12R 2着 ヴィクタシア

※次走がダートの1200mならという限定をつけさせてもらう。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都06R 1着 ルミナスパレード
  • 土曜京都08R 1着 アースゼウス
  • 土曜京都09R 1着 ティルナノーグ

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜京都12R 3着 セトアロー

※以前1勝目がダートでAランクだった3歳馬は1000万下までは追いかけると言った事があるが、この馬もその法則通りにここまで追ってきた。ただ、1勝目がダート1000mだったというのがネックで、ダート1000mと1200mは別物というのは北海道開催で何度かしゃべった通り。どうも1200mの1000万は勝ちきれない印象が残る今回のレース内容だったので、ちょっと危険馬とする。ちなみに新潟1200mで2着に来ているが、当時タイムランクはDだった。


3回福島1日目・2日目

  • 福島芝 土:-1.9 日:-1.8

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒8だった。
 秋の福島の1週目というのは、一昨年の馬場差がマイナス2秒0、昨年がマイナス1秒7。今年も超高速馬場でスタートして、福島の超高速馬場ともなると、当然のように前残りが多かった。一昨年や昨年と異なるのは、今年は新潟の代替開催を含めて3回福島・4回福島と連続開催で計5週あるという事。今週はまだマイナス1秒台後半の高速馬場だと思うが、4週目・5週目には時計が掛かってくる可能性もある。ただし、Aコース2週その後Bコースが1週、さらにその後Cコース2週とどんどん仮柵が移動していくので、極端な外差し馬場にはならないかなと推測する。

  • 福島ダ 土:-0.1 日:+0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒3だった。
 木曜と金曜に雨が降って、金曜日の正午には発表稍重になっていた。土曜の朝には良馬場だったが、含水率が高めだったようで、土曜は馬場差マイナス0秒1。そして日曜日は乾いてプラス0秒3と土日で少し開きがあった。小回りコースのダートなので、前残りが多いと言いたいところだが、実は多頭数の福島ダート1700mというのは、イメージ以上に差しやマクリが決まる。先週もそうだった。

番組注目馬

  • 土曜福島10R 5着 マイネヴァリエンテ

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 9月21日・新潟7R