2013年7月22日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2013/7/20(土)・7/21(日)開催

2回福島7日目・8日目

  • 福島芝 土:+0.6 日:+0.4 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒4だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、1週目は速い時計の出るコンディションだったが、2週目以降は雨の影響で1週目よりも時計が掛かって行った。なお、変動となった日は3日間あった。
 先週は木曜日から金曜日にかけて雨が降っていて、土曜日はまだその影響が残っていた。なおかつ、その1週前の3週目、ここで雨の中で競馬が行われた影響もあって、良馬場発表だがプラス0秒6とやや時計の掛かる状態だった。日曜は土曜よりは乾いて、土曜よりは速い時計が出る状態だったが、それでもプラスゾーンのままだった。4コーナーの内側、かなり泥が上がっている様な感じで、芝がかなり薄くなっていたが、所謂外差し馬場にはなっていなかった。流石に日曜の後半の9R・11Rは外を通る馬の伸びが目立っていたが、まだ土曜日は外を回ると厳しいという馬場のままだった。

  • 福島ダ 土:+0.6 日:+0.6

 先週の馬場差1700m対象の馬場差は土日ともにプラス0秒6だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響度合いが週によって異なるという事もあり、時計の出方が安定しなかった。また、水を含んだ馬場コンディションでも、必ずしも速い時計が出るレベルではなかった。
 木曜から金曜にかけて雨が降って、そのために土曜から日曜の午前中まで稍重。そして日曜の6R以降良馬場だが、馬場差は変動になっていませんし、さらに土日の数値は同じだった。という事だが、ここで注意したいのは稍重でも2回福島の中では最も時計の掛かる馬場だったという事。土日とも稍重だった2週目とは結構馬場差の開きがあるので、時計比較の際は注意してください。

注目馬

  • 日曜福島12R 2着 シュガーヒル

勝ち馬

  • なし

※オペラダンシング(土曜福島9R1着)が代表例だが、能力自体は上のクラスでも通用しそうだが、この後新潟に出てくるとどうかなという馬がちょっと多いかなという印象。


3回中京7日目・8日目

  • 中京芝 土:-1.1 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスで馬場が乾いていればマイナス1秒台になっていた。
 先週は火曜日以降全く雨が降らなかった事もあって、ほぼ6日目と同じ馬場差を保ったが、内側の芝は傷んでいて完全な外差し馬場だった。(ジョッキーが)そういう外の差しが伸びるという馬場を意識したためか、スローになるレースが多くて、差し・追い込み馬ばかりが好走していた訳ではないが、スローペースではないレースで前の方につけて止まってしまったという馬は次走で注目できますよ、という馬場になっていた。

  • 中京ダ 土:-1.7 日:-1.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒を超える数値で、5日目の中盤は雨の影響でマイナス2秒台となっていた。
 実は火曜以降全く雨が降らなかったが、ここまで雨が降らないと逆にたっぷり散水するという事もあるので、そういう事もあって先週は速い時計が出る馬場だったのではないかと推測する。高速のダートが出現する天候ではなかったのに、こうなったという事はしっかり覚えておこう。

注目馬

  • 日曜中京03R 4着 ウインドストリーム
  • 日曜中京08R 5着 プリフォンテイン

※小倉の1200mなら。

勝ち馬

  • 土曜中京01R 1着 モズハツコイ
  • 日曜中京01R 1着 ルイカズマ

※芝では疑問だと思うが、上のクラスのダートでも通用するという意。

  • 日曜中京08R 1着 ブレイズアトレイル


2回函館5日目・6日目

  • 函館芝 土:-1.2 日:-1.1 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1だった。まずここまで12日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒を超える数値だが、2回開催は1回開催の様にマイナス2秒台の日はなかった。
 先週は実は1週間全く雨が降らなかったので、馬場状態はかなり良かったが、Bコースに移っても高速化する事はなかった。とは言え、まだマイナス1秒台で、内が傷んでいる訳でもありませんから内を回れる先行馬がまだ有利。差し切り勝ちもあるが、これは1200mでハイペースになった時に差し切り勝ちが発生したぐらい。

  • 函館ダ 土:-1.0 日:-1.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。こちらもまずはここまでの12日間の馬場差を振り返っておく。マイナス2秒台の馬場差となったのは、1回開催の開幕週だけだが、その後もマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションが続いている。2回開催に入って、土曜の方が日曜より速いレベルが続いたが、先週は土日同じ馬場差だった。
 補足する事はありません、と言いたくなるぐらい今年の函館ダートの標準的な馬場だった。まず馬場差が今年の函館ダートの標準的なもの。なおかつ差し・追い込み馬も連対はしているが、総じて前めの馬が有利という実に函館らしい傾向だった。

注目馬

  • 土曜函館11R 2着 アットウィル

勝ち馬

  • 土曜函館11R 1着 ストレイトガール
  • 日曜函館11R 1着 クリスマス


ワンポイントアドバイス

  • 新種牡馬 パイロ