2013年6月24日放送

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2013/6/22(土)・6/23(日)開催

3回東京7日目・8日目

  • 東京芝 土:-0.1→-0.9 日:-1.2 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1からマイナス0秒9へと変動、日曜がマイナス1秒2だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、5日目までは速い時計の出るコンディションで安定していた。6日目・7日目は雨の影響で1日の中でも時計の出方が変わったが、先週の日曜は速い時計の出るレベルに戻った。
 まず土曜日だが、雨の影響が残って馬場差はマイナス0秒1、つまり水準のレベルの数値でスタートしたというとこだが、後半は乾いて行って、マイナス0秒9。マイナス1秒まで達しなかったが、速い時計の出るレベルになった。続いて日曜日だが、土曜後半よりも乾いてこれまた高速馬場だが、東京はコース設定を変えて行ったとは言え、2回開催から10週の連続開催で、その最終日にこれだけ速い時計が出るコンディションという事だった。なお、脚質については、土曜日は回復するにつれて、インコースが有利になっていった。よくある。一方日曜日は終日良馬場。脚質や内・外のコース差はほとんどなかった様に思う。

  • 東京ダ 土:-1.8→-1.3 日:-0.9

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒3へと変動、日曜がマイナス0秒9だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、4日目までは水準レベルの馬場コンディションだったが、後半4日間は雨の影響で時計が出やすくなった。
 土曜日は雨の影響が残っていて、終日脚抜きの良いコンディションだったが、午前の方が午後よりもいっそう速い時計の出るコンディションだったと思う。4Rまでがマイナス1秒8で、その後乾いて行って11Rの時はマイナス1秒3だった。日曜は土曜後半よりも乾いて、そうは言っても日曜日にしても、マイナス0秒9と速い時計の出るレベルにあった。ただ、高速馬場の割には逃げ切りがなかった。

注目馬

  • 土曜東京12R 2着 ランザン

勝ち馬

  • 土曜東京12R 1着 シルクオフィサー
  • 日曜東京10R 1着 オールドパサデナ


3回阪神7日目・8日目

  • 阪神芝 土:+0.2 日:-0.4→+0.8 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がマイナス0秒4からプラス0秒8へと変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前半4日間は全てマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションだったが、後半4日は梅雨の季節らしく雨の影響を受けた。
 水曜から金曜まで雨が降り続いて土曜日はプラスの馬場差になった。馬場発表は稍重から良に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。日曜日はマイナス0秒4でスタートしたが、再び雨が降って後半になる程時計が掛かって行き、最終的にはプラス0秒8。馬場発表は終日良馬場でも、馬場差は変動している。わかりやすく言うと、馬場発表が変わった土曜日については馬場差が終日同じであるのに対して、終日良馬場だった日曜日については、馬場差が変動になっている。この点に注意してください。
 傾向だが、土曜の前半は外差しも見られたが、馬場が回復するにつれて内・外の関係はなくなって、むしろイン有利に変わって行ったような気がする。日曜日は馬場の内・外の差、脚質の差はさほど無かったと見ている。

  • 阪神ダ 土:-2.3→-1.9 日:-1.7→-2.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒3からマイナス1秒9へと変動、日曜がマイナス1秒7からマイナス2秒1へ変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前半4日間は全てマイナス0秒6の馬場差で全く変わらず安定していたが、後半4日間は雨の影響でかなり馬場差が動いた。5日目終盤からは、かなり速い時計が出るコンディションとなっていた。
 土曜の朝は雨の影響が残っていて、かなり速い時計の出るレベルでスタートした。馬場差はマイナス2秒3。後半はいくらか乾いて最終的にはマイナス1秒9と、脚抜きの良いコンディションである事には変わりなかった。
 一方日曜日はマイナス1秒7でスタートして、雨の降る中レースは進んで、後になる程一層時計は出やすくなった。土日とも変動の幅は大きくないが、変動した方向が逆であるという事は注意点。ただ、両日とも高速馬場だった事は確か。脚質についてだが、土曜日は圧倒的に逃げ馬が有利だった。日曜日も逃げ・先行馬が有利で、土曜同様逃げ馬が大活躍。この点は東京都は全く対照的だった。

注目馬

  • 土曜阪神09R 2着 ブレイズアトレイル
  • 日曜阪神08R 7着 ワイドバッハ

勝ち馬

  • 日曜阪神01R 1着 スペランツァデーア


1回函館3日目・4日目

  • 函館芝 土:-2.2 日:-2.2 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒2だった。まずはここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、かなり速い時計の出るコンディションが続いており、2日目以降はマイナス2秒台の馬場差。
 JRAの発表によると、1週目は雨の中での競馬となったが、大きな傷みもなく良好な状態を維持しているという事だった。見た目もそんな感じに映りましたし、従って先々週同様にかなり良い馬場コンディションで、高速決着が多くなった。ただ、前めの馬あるいはインコース有利のレースが多い中でも、この週は差し・追い込み馬も少し台頭してきた。

  • 函館ダ 土:-1.2 日:-1.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響で脚抜きが良かった初日がマイナス2秒5、2日目は初日よりは時計が掛かったとは言え、それでも速い時計の出るコンディションで、先週もこれと同様だった。
 相変わらず速い。先週も速い時計の出るコンディションで、基本的には逃げ・先行馬が有利だったが、先々週の日曜前半までの様な高速馬場ではなかったから、差し・追い込み馬が台頭するレースもいくつかはあった。

注目馬

  • 土曜函館07R 2着 センキ
  • 日曜函館10R 2着 ディーエスタイド

勝ち馬

  • 日曜函館02R 1着 ラフジェントリー
  • 日曜函館10R 1着 ディサイファ


ワンポイントアドバイス

  • 逃げることで折り合いをつける