2013年2月18日放送

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2013/2/16(土)・2/17(日)開催

1回東京7日目・8日目

  • 東京芝 土:-0.7 日:-0.9 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒9だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値でむしろ後半の方が時計が出やすくなっていた。
 ご存じの通り先週土曜は終日強い風が吹いていた。中間の水曜・金曜の水分が多少残った分と、風の有無によって土日で多少の開きが生じた事に注意。3週目でゼロだった後方待機馬(青色だが)、これが先週は4連対と息を吹き返した形だが、通常考えがちな最終週の所謂差し馬場と言うよりは、時計の出やすいコンディションで、強烈な瞬発力を発揮した個性派が活躍したと理解してください。全体的にはレース上がりも速かったですし、馬場が良い時の新潟外回りの競馬を見ているかの様な、前めで息の長い脚を使う馬の方がむしろ主流だったという風に思っている。

  • 東京ダ 土:+0.6 日:+0.2

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくとダートは全てプラスの数値だったが、最も時計が掛かった日がプラス0秒6だった先週土曜ですので、大きく時計を要したという程ではなかった。
 土日の馬場差の開きは風の影響と解釈してください。また、日曜の数値を見ても冬場の極端に重いダートではありませんで、多少なりとも水分を含んだクッションの効いたコンディションだった。ちなみに、この開催では初めて土日を通して後方の馬の連対はゼロだった。

注目馬

  • 土曜東京03R 2着 ドラゴンブラック
  • 日曜東京03R 2着 サウンドトゥルー
  • 日曜東京09R 3着 コパノリッキー

勝ち馬

  • 日曜東京08R 1着 ジョングルール
  • 日曜東京09R 1着 チャーリーブレイヴ
  • 日曜東京11R 1着 グレープブランデー


2回京都7日目・8日目

  • 京都芝 土:+1.0 日:+0.7 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス0秒7だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てプラスゾーンで7日目つまり先週土曜のプラス1秒0が最も大きな数値だった。
 芝は土日ともに良馬場だったが、雪や雨の影響が強かった土曜の方が日曜よりも時計が掛かっていた。っと言っても日曜にしてもプラス0秒7ですから、土曜よりもかなり時計が出やすくなったという程ではない。また、基本的には外を回る差し馬が優勢ではあったが、日曜5Rの様に内を突いた馬が勝ったレースもあった。連続開催の最終日になると外も荒れて来たという事もあるんだろう。外差しばかりという訳ではなかった。

  • 京都ダ 土:-0.8 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、3週目まではプラスゾーンだったが、先週はマイナスゾーンになった。
 マイナス1秒を超えてはいませんから、かなり時計が出やすいという程ではない。確かに先々週までとの比較では、速い時計が出ていた。特に雨や雪の影響を受けた土曜の方がいっそう時計が出やすかった。

注目馬

  • なし

勝ち馬

  • なし


1回小倉3日目・4日目

  • 小倉芝 土:-0.4 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4だった。まず、ここまで4日間の馬場差を振り返ると全てマイナスの数値だが、高速馬場という程ではなく、先週は開幕週と比較して水準方向に近づいた。
 数値的には水準方向へ推移したとは言え、小倉の芝はまだ良好なコンディション。先週は月曜に芝刈りが行われ、そのせいか開幕週と同等かそれ以上にインコース有利の決着が多く、積極的にレースを進めて早めにスパートするという形の方がむしろ必勝パターンというイメージが強かった。また、差し馬にしてもインコースから捌いて来る方が有利で、日曜11R小倉大賞典を勝ったヒットザターゲットもこのパターンだった。今週からの後半2週はBコースが使用される。

  • 小倉ダ 土:-1.3 日:-0.9

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス0秒9だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、ダートも全てマイナスの数値ではあるが、日によって時計の出方は異なる。先週土曜が最も時計の出やすいコンディションだった。
 芝とは異なってダートでは金曜のまとまった雨が影響して金曜正午の時点では不良だった。そこから1段階戻っての競馬だったが、結局土日を通して重馬場発表だった。ただし、土日の数値に開きがあるので注意。見た目にも土曜はジュワッと水が浮いてくる様なコンディションで、落ち着いた流れになればレース上がりは軒並み速くなっていた。速い上がりというキーワードに関連してと思われるが、どちらかと言えば中団・後方の連対占有率が目立った週。

注目馬

  • なし

勝ち馬

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • ゴールドアリュール産駒