2013年1月7日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2013/1/5(土)・1/6(日)開催

1回中山1日目・2日目

  • 中山芝 土:-0.6 日:-0.6 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。昨年5回開催の後半は雨の影響を受け、特に最終週の土曜日つまり7日目は時計が掛かった。先週は雨の影響がなく、速めの時計が出るレベルで安定している。
 なお、今年からタイム表に新たな項目を1つ加えた。タイム差と完全タイム差の間にある補正値という項目。この数値はスローペースの場合に、どれだけタイム差を補正したのかを表している。なお、補正値を加えたことで、表の文字が縮小してしまうのを防ぐために条件の項目を簡素化したのでご了承ください。
 見た目ではわからないが、実は今年の第1回目からメンバーレベルの査定と言うか、基準がちょっと緩く・甘めになっている。というのも、もう5・6年越しの話になるが、勝って同条件というのがなくなって、なおかつ水曜日の想定の時点で出走メンバーがだいたいわかっちゃうという風になってから、有力馬が分散するようになった。特に500万とか未勝利戦で、普通にやっていると出走馬全体レベルの平均以下になってしまうレースが増えてしまった。下の方は相変わらずEが最低レベルという事になっているが、そのEだけどDに近いかなというところがDになって、CかBかどっちかなというところ去年までCになっていたところがBになっているという感じで、0.5ぐらい上がっているという感覚でご覧ください。という事で、単純に去年までとメンバーレベルの比較ができなくなってしまうという不便な点はあるが、あまりにも今までDとEが多すぎたという事で、ちょっと是正する。
 雨の影響がほとんどなくて、昨年12月のAコースから今回Cコースに移った事で、昨年の最終週に比べれば、速い時計が出る状態だった。っと言っても高速馬場というほどではありませんし、AコースからCコースへの移動なので、内が有利という事もなく、外からの差しも決まっていた。
雨がなければという前提だが、あの感じで急に今週外が伸びないとか、内の前残りが頻発するという事はあったら困る。無いことを祈る。

  • 中山ダ 土:+0.7 日:±0
  • 1200 土:+0.7 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒7。1200m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。ダートも昨年暮れの開催の後半は雨の影響を受け、特に最終週は脚抜きの良いコンディションの日もあった。開幕週の先週は1800mはやや時計が掛かり、1200mは水準の馬場差だった。
 先週の金曜日に凍結防止剤を散布している。凍結防止剤を散布した後に雨が降るとドロドロっとした馬場になって、時計が掛かったりするが、先週はその散布の前後に雨が降っていない。で、凍結防止剤を散布した時点の水分が保持されたという状態になって、パサパサに乾いた状態ではなかった。という事で、冬にたまにあるもの凄く時計の掛かる馬場ではなかった。

注目馬

  • 日曜中山05R 2着 サーストンニュース

勝ち馬

  • 日曜中山07R 1着 スターノエル
  • 日曜中山10R 1着 ステラロッサ


1回京都1日目・2日目

  • 京都芝 土:-0.1 日:-0.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1だった。
 1回京都の芝というのはここ3年ほど同じパターンが続いていて、毎年同じ事を言っている気がするが、この開催は前の年の11月の5回京都開催というのがBコースとCコース使用で、つまりまるまる1開催の間保護されていた内側4mが解放されたAコース。見た目にこんなの久しぶりだなというぐらいもろにグリーンベルトが内側に発生していて、実際に上位に来たのも大半が内を通った馬だった。今開催の最後までAコース使用だが、恐らく1回京都の間は外を通る馬は苦戦が続くと思う。時計の出方は昨年の同じ開催、1回京都の1週目とほぼ同じだった。内が有利という点も含めて、昨年の1回京都と似ていると言うかほとんど同じ。

  • 京都ダ 土:-1.0→-0.4 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス0秒4へと変動、日曜がプラス0秒1だった。
 京都のダートも金曜日に凍結防止剤を散布していたが、実は凍結防止剤というのは、保湿剤みたいなものでして、実は先週金曜正午の時点で馬場が稍重だったが、そこに凍結防止剤が入って、その後雨は降っていないが、土曜の午前まで水分が保持されて稍重だった。中山のところでも言ったが、凍結防止剤をまいた後に雨が降ると時計が掛かる馬場になっりするが、先週のパターンだと水分が保持された状態なので、時計が掛かる馬場にはならずむしろ速くなった。稍重だった土曜午前中の馬場差はマイナス1秒0。その後少しずつ乾いて7Rと8Rはマイナス0秒7で、12Rはマイナス0秒4。そこからさらに乾燥した日曜日はプラス0秒1となったが、まぁまぁ速い時計が出る馬場が続いていた。勝ち馬に関しては大半が逃げ・先行馬だった。特に馬場差がプラスになって終日良馬場だった日曜日は1着6頭のうち5頭が4コーナー先頭か、2番手だった。

注目馬

  • 土曜京都03R 1着 メイショウロフウ
  • 土曜京都03R 2着 スマートレパード

勝ち馬

  • 日曜京都05R 1着 エーシンハクリュー


ワンポイントアドバイス

  • 1回京都の芝は内有利