2017年10月2日放送
2017/9/30(土)・10/1(日)開催
目次
4回中山8日目・9日目
中山芝 土:-1.0 日:-1.1 Cコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス1秒1だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、3日間開催の2週目4日目と5日目は雨の影響を受けて、時計の出方が変動した。しかし終日良馬場で行われた開催日は、全てマイナス1秒台の馬場差だった。
乾いたコンディションであると基本的には時計が出やすかったと捉えて良い馬場だった。なお、先週芝については土日とも良馬場ではあったが、土曜は少し雨の影響が残って、日曜の方が乾いたと見る。馬場差はマイナス方向にわずかではあるが、動いた。脚質的には13鞍中逃げ馬5連対したが、その一方で先行馬の連対は1頭だけだった。後方一気では厳しいが、Cコース使用2週目になって好位・中団からの差しは先々週よりかは決まっていた。
中山ダ 土:-1.3 日:-0.7 1200 土:-1.4 日:-1.0
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス1秒0だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、終日良馬場だったのは開催3日目までで、4日目以降は基本的には脚抜きの良いコンディションだった。
ダートは土日とも途中で馬場発表は変更されたが、馬場差は1日を通した数値。また、土曜の方が雨の影響が残っていて、日曜は乾いて土曜と比較すれば、1800m・1200mとも時計は掛かっていた。脚質的には後方からの差し馬が連対したのは1頭のみだったが、その他の脚質はまんべんなく連対していた。今開催は総じて脚質による、有利不利は大きくなかった。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山11R 1着 ジュールポレール
- 土曜中山05R 1着 グローリーヴェイズ
※これは今回逃げて楽勝だったが、切れ味は非凡ですし控える競馬でも対応できそう。将来性は十分。
- 土曜中山09R 1着 レッドレグナント
- 土曜中山11R 1着 レッドファルクス
津田照之 次走推奨馬
- 土曜中山10R 3着 レッドローゼス
※こちらはダイトウキョウとは逆にスムーズに折り合って、4コーナー付近でも手応えは抜群。あとはもう抜け出すだけだったが、直線に向くと内に刺さる感じで伸びを欠く。結果周りの合わせた馬たちに競り負ける格好になった。元々追って伸びていた馬だが、最近伸びなくなっている点は気がかり。この馬プリンシパルSの2着馬で1000万下なら実績的に常に人気になるし、能力も高い。ただ、まだ本調子に戻りきっていない印象が強い。次走も勝ちきるまではどうかと見て、危険馬に選んだ。
4回阪神8日目・9日目
阪神芝 土:-1.4 日:-1.4 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒4だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、阪神も3日間開催の2週目は雨の影響で時計の出方が安定しなかったが、他の開催日は全てマイナス1秒台だった。
阪神地域は水曜から木曜に雨が降ったが、大きな影響はなく、速い時計の出るコンディションだった。上位馬の脚質を見ると逃げ馬が5連対する一方で、好位・中団からの差し馬も多く台頭していた。先々週と傾向的には大きく変わらなかった。
阪神ダ 土:-0.6 日:-0.4
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値。雨の影響を受けた開催日が多かった事もあるが、時計の出方は安定しなかった。ただ、終盤は良馬場で馬場差が水準方向に近づいて行った。
先週の土曜はいくらか速めの時計が出るレベルだったが、日曜は乾いて土曜よりも少し時計が掛かっていた。脚質を見ると、逃げ馬は4連対した。先々週と同様好位からの差し馬が最も活躍していた。
番組注目馬
- 土曜阪神03R 1着 ヘンリーバローズ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神06R 1着 メイショウワザシ
津田照之 次走推奨馬
- 土曜阪神10R 5着 ダイトウキョウ
※課題とされたゲートを決めたが、4コーナー辺りまでは折り合いついていたが、そこからスペースがなくて4コーナー回って外でちょっとスペースができかけるが、閉まってしまう。最内に切り替えたところ、今度前の馬がバテて来てなかなかスムーズに裁けずに、結局追えないまま馬なりでゴールインという決着になった。それでも着順自体は5着ですし、スムーズに裁けていれば勝ち負けになっていた可能性は高い。本来は堅実に駆ける馬ですから、次走巻き返しは可能と判断して推奨馬にした。
馬券Summary
- 頭数が多いレースで案外、活躍