2013年8月5日放送

2013/8/3(土)・8/4(日)開催

目次

2回新潟3日目・4日目

  • 新潟芝 土:-0.4 日:-0.4
  • 直・土:-0.2 直・日:-0.2 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4。直線1000mは土日ともにマイナス0秒2だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、2000m対象は全てマイナスの数値だが、マイナス1秒を超える事はなく、2日目以降は全てマイナス0秒4となっている。直線1000mについてもマイナス0秒2で安定している。
 月曜34ミリ、水曜49ミリとまとまった雨が降って金曜時点の馬場状態稍重だった。その後まとまった雨が降らなかったために、土日は良馬場で行われたが、2000m対象の数値はマイナス0秒4と先々週の日曜と同じ状態という事になった。新潟は1秒ぐらい速い馬場が標準的なので、新潟としては異例だが、この土曜午後にようやく新潟県地方の梅雨明けが発表されて、梅雨明けが遅かった事が影響しているという風に見た方が良いのではないだろうか。新潟はこの後も4週間Aコースが続くが、日曜の夕方になってもインコースの芝に大きな傷みは見られない。最終レースの外回りはヤヤラーラという馬がインぴったりを逃げて、逃げ切り勝ちだった。10R内回りの飯豊特別も全馬内ラチ添いを走っている。梅雨が明けて好天が続けば。今週以降はもう少し馬場差もマイナスに変動するかもしれない。

  • 新潟ダ 土:+0.3 日:-0.7
  • 1200・土:-0.1 1200・日:-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がマイナス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒6だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておく。1800mは3日目までは水準より少し掛かるレベルで大きな動きはなかったが、4日目つまり先週の日曜は一気に時計が出やすくなった。1200mは2日目以降はマイナスゾーンだが、4日目に時計が出やすくなったという点では1800mと同じ。
 土曜は稍重から始まったが、それほど速い馬場にはならなかった。先々週と同様の馬場だった。ただ、日曜になると、一転して時計が速くなった。これはなかなか何故かというのは難しいが、含水率がちょうど良くなって走りやすくなったみたいな感じではないかと思う。なお、レパードSを前に35分間くらい雨が降ったが、これは時計には影響しなかった模様。降る前と後で差異は見られなかった。

注目馬

  • 土曜新潟11R 2着 ルミナスウイング

勝ち馬

  • 日曜新潟11R 1着 インカンテーション


2回小倉3日目・4日目

  • 小倉芝 土:-1.8 日:-0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値ではあるが、4日目つまり先週の日曜は3日目までと比較すれば、1秒以上も時計が掛かった。
 まず土曜は開幕週ほどではないものの、かなり速い時計の出るコンディションだったが、日曜は雨の影響で土曜と比較すれば1秒も時計が掛かった。なお、日曜はレース中にも雨が降って、稍重でスタートして5Rで一旦良馬場になって、9Rからまた稍重となかなか見られないような事が起こった。しかし、馬場差は1つの数値とした。あまり影響はなかったという風に見ている。上位馬の傾向を見ると、前めにつけて内を立ち回った馬が勝って、その後ろからやや外を回った馬が伸びて2着というパターンが目についた。日曜2Rの様に外を回った2頭で決着したというレースもあって、外を回ると全くダメというようなコンディションでもなかった。

  • 小倉ダ 土:+0.3 日:+0.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒5だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、初日は雨の影響が残り、速めの時計が出るレベルだったが、2日目以降はプラスゾーンで4日目はやや時計が掛かった。
 土曜が良馬場、日曜が稍重だったが日曜の方が掛かっていたという事は珍しいが、基本的にダートは雨が降って水分を含むと脚抜きが良くなって時計が出やすくなるものだが、時として、こういうケースもあるという風な事だろう。日曜はレース中にも雨が降ったりしたが、馬場差はやはり1つの数値とした。1000m戦については、前めの馬が有利だったが、1700mについてはレースのペース次第という感じ。

注目馬

  • 土曜小倉12R 2着 マウンテンファスト

勝ち馬

  • 土曜小倉05R 1着 ベルカント


3回函館3日目・4日目

  • 函館芝 土:-0.5 日:-0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒6だった。まずここまで12日間の芝の馬場差を振り返っておくと、1回・2回開催はマイナス1秒を超える速い時計の出るコンディションが続いていたが、3回開催に入って2日目は今年の函館で初めてプラスの数値となった。先週はマイナスゾーンに戻ったが、高速馬場という程のレベルではなかった。
 Bコースも3週目。中間は6ミリ降っただけで、土日良馬場だったが先々週の日曜に重い馬場で競馬をやった影響が残って、流石に時計も掛かってきた。2回開催の最終週0秒5程度遅い馬場。ただし、3・4コーナーの内もそれほど目立った馬場の傷みは見られない。逃げ馬もインを明けて乗るような事はないので、高速馬場ではないがまだまだ走りやすい馬場という事になるだろう。

  • 函館ダ 土:-1.1 日:-0.8

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス0秒8だった。こちらもまずはここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で先週日曜は今年の函館では初めてマイナス1秒を切る数値となった。
 先週土曜はほぼ2回開催最終週のレベルに戻った。ただ、日曜は土曜より乾いたために少し時計が掛かっている。先週の番組で言っていた様に、パッと見は好タイムがあってもタイムランクAもBもない。見た目の好タイムにはだまされないように。特に土曜5Rはレコードだが、タイムランクはE。これは間違いじゃない。

注目馬

  • 日曜函館12R 5着 ジャガーバローズ

勝ち馬

  • 日曜函館06R 1着 レッドルーファス

※非常に楽しみ


ワンポイントアドバイス

  • ダート短距離 逃げ馬に注意