2013年7月1日放送

2013/6/29(土)・6/30(日)開催

目次

2回福島1日目・2日目

  • 福島芝 土:-1.0 日:-1.0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。
 芝は土日とも良馬場だったが、先週水曜と木曜に雨が降って、土曜はダートが稍重だった様に芝も含水率はやや高かったはず。で、馬場差はマイナス1秒0で速い時計が出る状態だったが、いわゆるパンパンの良馬場だともっと速い時計が出る馬場になる可能性もある。徹底的に前が有利という様な高速馬場ではなかったが、ハイペースにならないと直線で外に行っていると間に合わないというケースが多かった。今週までAコース使用で、3週目と4週目はBコースが使用される。

  • 福島ダ 土: +0.3 日:+0.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒5だった。
 水曜と木曜の雨の影響が残っていて、土曜は終日稍重。日曜は3Rまでが稍重で7R以降は良馬場。日曜は途中で馬場発表が変わったが、馬場差は1日を通した数値。ともかく、土曜よりも日曜の方が時計の掛かる馬場だった訳だが、土曜は終日稍重であってもプラスの馬場差だった。実は今年春の福島開催でも、そのダートは稍重でもせいぜいマイナス0秒1という馬場だったが、今開催もベースのと言うか、雨の降っていない状態の馬場はやや時計が掛かる状態だという風に認識しておきたい。先週は勝ち馬の大半が4コーナーで前に取り付いていた馬だが、福島の特にダート1700mというのは、前半ハイペースになったりあるいはペースアップの地点がゴールから800m手前とかその辺りになったりすると、差しが効くコースで、先週の日曜9Rはそのパターンだった。

注目馬

  • 土曜福島03R 4着 コウヨウルビー

勝ち馬

  • 日曜福島07R 1着 スギノハルバード
  • 日曜福島09R 1着 デルマヌラリヒョン


3回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-1.3 日:-1.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。
 ちなみに、昨年のこの開催の初日は馬場差がなんとマイナス2秒9で、それと比べればマイナス1秒3、これは大人しい数値の馬場差だが、3月開催よりは速い時計が出る状態だった。ただし、中京というのは、そもそも基準タイムが他の競馬場より遅いので、マイナス1秒以上の馬場差でも所謂高速とは言えない程度。内・外の馬場状態の違いはなくて、初日から差し馬も力を発揮できていた。今週までAコース使用で、3週目と4週目はBコース使用だが、昨年のこの開催、雨が降ると一気に時計が掛かるようになって行ったので、今年も開催進行に雨が重なるようだと、もしかするとかなり時計が掛かるようになるという可能性はある。

  • 中京ダ 土:-1.3 日:-1.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。
 これが木曜の雨の影響が残っていたのか、あるいは他の要因があるのか定かではないが、実際問題として良馬場の中京ダートとしては、かなり速い時計が出る状態だった。今週以降どのような時計の出方になるのか、ちょっと読めないが、先週のダートはかなり速い時計が出る状態だったという事は強く意識しておきたい。3着まで全て先行馬というようなレースは1つもなくて、特定の脚質に有利な馬場というものではなかった。

注目馬

  • 日曜中京10R 3着 インカンテーション

勝ち馬

  • 土曜中京02R 1着 チェネレントラ
  • 日曜中京10R 1着 サトノプリンシパル

※1600万クラスでと言うよりは、レパードSで注目。

  • 日曜中京12R 1着 ウリウリ


1回函館6日目・6日目

  • 函館芝 土:-2.0 日:-2.0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒0だった。まずここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、初日がマイナス1秒8、2日目以降は全てマイナス2秒台とかなり速い時計の出るコンディションが続いている。なお、今週からの2回函館も3週の開催。
 初日は別として、開催が進むにつれて少しずつ水準方向に近づいてはいるが、それでもまだ馬場差がマイナス2秒という超高速馬場。ただし、超高速馬場と言っても函館は函館という感じがあって、どちらかと言えば力の要る芝が向いているネオユニヴァースとかデュランダルとかダイワメジャーの産駒が多く好走している。なお、この函館開催来週までAコース使用で、その後4週がBコース。そして最後の3週がCコース使用となる。

  • 函館ダ 土:-1.0 日:-1.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。まずここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた開催初日はマイナス2秒台。その後良馬場発表でもマイナス1秒台で、速い時計の出るコンディションが続いている。
 雨の影響があった初日、および2日目の前半だけはマイナス2秒台。その後はマイナス1秒ぐらいの馬場差が続いている。雨さえ降らなければ安定している。先週の勝ち馬、12頭中10頭は4コーナー先頭か2番手だった。差し切り勝ちという風になったのは、ハイペースで上がりが掛かった牝馬限定戦2鞍だけだった。

注目馬

  • 日曜函館05R 1着 クリスマス

※函館2歳Sで。

勝ち馬

  • 土曜函館04R 1着 ジャズダンサー


ワンポイントアドバイス

  • 馬は成長する