2013年11月18日放送

2013/11/16(土)・11/17(日)開催

目次

5回東京5日目・6日目

  • 東京芝 土:-1.5 日:-1.4 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒4だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催の最終週は雨の影響を受けたが、この開催に入って全てマイナスの数値。その内4日目までは少しずつ水準方向に近づいていたが、Cコースに替わった先週はマイナス1秒台となった。
 先週からCコースに替わった事が要因としても、連続開催の7週目になって時計の出やすいレベルに戻って、この秋の東京で最も速かった4回東京の2週目と同じ馬場差になった。今週も雨の影響がなければ、恐らく先週ぐらいのレベルだろう。外が伸びないという訳ではないが、コース替わりでやはり内めを突いて来る馬が多かった。

  • 東京ダ 土:+0.1 日:+0.1

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催4週目は雨の影響で脚抜きの良いコンディションだったが、この開催に入ってマイナスの数値はなく、水準レベルかそれに近いコンディションが続いている。
 この開催に入って3日目を除けば、プラスマイナスゼロかプラス0秒1の馬場差。その3日目にしてもプラス0秒3ですから、大きく動いた訳ではない。
先週は長距離の2100mだけでなく、1600mでもペース補正が入っているレースがある。見かけの時計をそのまま比較して良いとも言い切れないので、その点は注意。また、連対馬の脚質だが、土曜は差し馬が5連対だったが、日曜は力のある馬が前につけたという事もあるが、逃げ馬が4連対など連対馬10頭中9頭が前めの馬で決まっていた。

注目馬

  • 土曜東京11R 5着 サトノアラジン

勝ち馬

  • 土曜東京02R 1着 アナザーバージョン
  • 土曜東京04R 1着 ベルキャニオン


5回京都5日目・6日目

  • 京都芝 土:-0.8 日:-1.0 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響度合いによって時計の出方は異なる。この開催前半のように、雨の影響がなければ高速馬場となっているが、同じ良馬場でも先週の様に雨の影響が残っていた週もある。
 金曜の雨の影響が残っていたために、土曜の方が時計は掛かっていたが、日曜は土曜よりも馬場が乾いて、馬場差はマイナス方向に戻した格好。言い換えると、雨の影響が残っていても速めの時計がレベルに合ったのは、Cコースに替わったため。今週は連続開催の最終週になるが、乾いた馬場なら先週よりも時計が出やすくなる可能性がある。また、土日を通じて総じて緩やかなペースのレースが多かった事も先週の特徴。何しろ芝の12鞍の内、10鞍でペース補正が入った。前へ行って内をうまく立ち回った馬が粘っていたレースは馬場コンディションよりも、ゆったりと行けた事が大きかったと思う。

  • 京都ダ 土:-2.2 日:-1.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス1秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で雨の影響でかなり脚抜きの良いコンディションになった日もある。
 芝の方でも触れたが、土曜の方が雨の影響が残っていた。ダートは土日を通じて馬場発表は稍重だったが、土日の比較では土曜の方が脚抜きが良かった。とは言え、日曜にしてもマイナス1秒台ですから、速い時計の出るコンディションである事には違いはなかった。

注目馬

  • 土曜京都09R 2着 タガノハヤテ

勝ち馬

  • 土曜京都06R 1着 エイシンブルズアイ


3回福島5日目・6日目

  • 福島芝 土:-1.6 日:-1.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒6だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒7からマイナス1秒4の間での推移で、速い時計の出るレベルで安定していた。
 以前の秋の福島開催を思うと、信じられないような時計の出方。同じコース使用の3週目でこの高速馬場。短距離だけ時計が出やすいという事もなく、距離に関わらず高速馬場が続いた。連対馬は馬場の3分どころからの伸びが目立ち、位置取りは好位・中団の馬が多く、逃げ馬の連対は1連対だけだった。

  • 福島ダ 土:-0.7 日:-0.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒5だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、3日目までは水準か水準レベルで推移。4日目は風の影響で時計が掛かったが、先週はこの開催で初めてマイナスゾーンに入った。
 風の影響を受けた4日目は比較の対象外としても、3日目までと比べて先週どうして時計が出やすかったのか、ちょっと説明できない。ともかく先週は2週目までと比較して、速い時計の出るコンディションだったという事。

注目馬

  • なし

勝ち馬

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 上積みも重視