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2016年5月16日放送

2,524 バイト追加, 2016年5月19日 (木) 13:26
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=馬券Summary=
* 京王杯SCから学ぶこと
 
 先週の京王杯SCでは1番人気のエイシンスパルタンが7着となり、これで10年間の1番人気の成績が【1.0.1.8】となった。ただし10年で区切る根拠も意味も無く、このレースは2000年以降の1番人気が【1.0.2.14】であることが重要。この2000年とは高松宮記念が3月に移動した年で、それ以降は京王杯SCの1番人気が不振だということ。ちなみにそれより前の1986年~1999年の1番人気は【6.2.0.6】で連対率が5割以上あった。<br /> 2000年以降の京王杯SCで1番人気になった17頭中9頭は前走高松宮記念で6着以内だった馬だったが、これら9頭は全て3着以下に終わっている。つまり、高松宮記念が移動してから京王杯SCの1番人気が不振になったのではなくて、高松宮記念が移動してから京王杯SCで好走しそうもない馬が1番人気になっているということ。ポイントは3つ。<br /> 1. 1番人気が不振という現象は単なる結果に過ぎず、好走しそうもない馬が1番人気になっているというのが正確な表現であること。<br /> 1番人気が不振であるレースは好走しそうもない馬が1番人気になりやすい何らかの事情がある。京王杯SCでいうと高松宮記念の好走馬は危険なのに1番人気になりやすいので結果として不振となる。<br /> 2. 特定のレースの傾向を過去10年で区切ることに何の意味も根拠も無い。<br /> それぞれのレースの、それぞれのファクターに関して、それぞれ適切な区切る年数とか回数がある。京王杯SCに関しては高松宮記念の時期変更をきっかけに傾向が明らかに変わっているので、特に臨戦過程に関して2000年以降で区切るのが適切となる。<br /> 3. 1400mのレースでは1200m路線の馬よりも1600m路線の馬のほうが優位であること。<br /> 今年の京王杯SCには高松宮記念の好走馬は出走していなかったが、1番人気になったのは前走で1200mのオープン特別を勝ったエイシンスパルタン。対して勝ったサトノアラジンは前走が1600mで1400mに出走するのは今回が初。1400mの中でも特に東京1400mは明らかに1600m寄りのコースで、1200mの好走馬と1600mの好走馬が対戦する場合は1600mの好走馬を重視したほうがいい。
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