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=馬券Summary=
* 1回小倉開催から今後への注目馬
今週で1回小倉が終了しレベルは総じて低調であったが、開催3週目から改めて強調しておきたい馬がいる。500万下/1000万下を連勝した2頭を取り上げる。<br /> 1頭目は開幕週の芝2600mを差しきったブライトバローズ。吉岡さんがこの馬のことを紹介していて「中1週で皿倉山特別に出走してくれば狙い目」と言っていたが、その通りに3週目の皿倉山特別を快勝した。3歳正月の京成杯を大差負けして喉を手術。約11ヶ月の長期休養を経て中京で6着、中山で2着と調子を上げていき、今開催への連勝へとつながった。500万勝ちは4コーナー手前/直線と2度、前が詰まりながら残り200mで外へ出しての差しきり勝ち。一方の皿倉山特別は道中スムーズに捌けたこともあるが、相手があがっても勝ち方としてはむしろ楽になった印象があった。タイムランクもCと水準で悪くない。中間は小倉に滞在していたとはいえ、中1週で長距離戦に連続して出走し問題が無かったことからも、喉は大丈夫とみていいと思われる。1600万下の中長距離戦でも目が離せない存在。<br /> 2頭目は巌流島特別(500万下)/周防灘特別(1000万下)と芝1200mを連勝したオウノミチ。新馬戦でハープスターの2着した実績がありながら、勝てずに笠松に転入し賞金を得て中央へ戻ってきた。昨年秋の3戦、4着/2着/2着がいずれもハイペースを前で踏ん張ったもので、この粘り強さが小倉1200mで開花した。完全タイム差はいずれも±0の水準級であることに加えて、500万下が2着馬にクビ差に対して、1000万下では0.3差とこちらもクラスがあがって勝ち方が楽になっている。巌流島特別出走時で馬体重が10kgほど増加、オレハマッテルゼの産駆だが、オルフェーヴルと同じノーザンテーストの4x3のクロスを持っていて5歳にして確かな成長力を感じる。テン600mを33秒前半でも引っ張りきりで逃げるくらいスピードがありながら、番手に控える競馬も出来て、1400mにも実績がある。この分なら1600万下も通過点になる、そんな気もしている。