51
回編集
差分
編集の要約なし
=馬券Summary=
* 今年の3歳馬は本当に強いのか!?
今年の3歳馬は強いと漠然と思っていて、クラス再編成後の条件戦では例年以上に3歳馬を上位に見て予想してきた。また秋以降の重賞では3歳対4歳を予想のコンセプトとして、京成杯1着のロードクエスト、みやこS2着のグレンツェント、武蔵野S2着のゴールドドリームなどの本命を打って上手くいったと思っていたのだが、今月に入って違和感を覚えるようになった。そこで、近年の3歳以上の平地重賞における3歳馬の成績を見てみる。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 芝/ダート !! 着度数 !! 勝率 !! 連対率 !! 複勝率
|-
| 2014年 || 4-4-2-54-64 || 6.3% || 12.5% || 15.6%
|-
| 2015年 || 5-3-8-53/69 || 7.2% || 11.6% || 23.6%
|-
| 2016年 || 3-5-3-27/38 || 7.9% || 21.1% || 28.9%
|-
|}
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 芝 !! 着度数 !! 勝率 !! 連対率 !! 複勝率
|-
| 2014年 || 4-3-2-47/56 || 7.1% || 12.5% || 16.1%
|-
| 2015年 || 4-1-7-49/61 || 6.6% || 8.2% || 19.7%
|-
| 2016年 || 3-3-3-22/31 || 9.7% || 19.4% || 29.0%
|-
|}
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! ダート !! 着度数 !! 勝率 !! 連対率 !! 複勝率
|-
| 2014年 || 0-1-0-7/8 || 0.0% || 12.5% || 12.5%
|-
| 2015年 || 1-2-1-4/8 || 12.5% || 37.5% || 50.0%
|-
| 2016年 || 0-2-0-5/7 || 0.0% || 28.6% || 28.6%
|-
|}
こうしてみると意外と3歳馬が勝っていないことに気づく。2014年はハープスターやミッキーアイルが勝っているし、2015年はダノンプラチナ、ノンコノユメ、アルビアーノなどが勝っている。ところが、今年勝った3頭はソルヴェイグ、ブランボヌール、ロードクエストで昨年/一昨年と比べると物足りない感じがする。ただ勝率/連対率/複勝率で見るとまずまずいい線はいっている。特に芝ではいい成績を残していて少数精鋭で頑張っている感じがする。<br /> 3才の層が厚いとする理由は6/6放送分でも触れたことだが、今年の皐月賞がタイムランクA、メンバーランクAできわめてレベルの高いレースだったということ。皐月賞組のその後の成績は言うまでもないが、こんな年は隠れている下の層もかなり厚いとみて良いと思う。今後の馬券作戦としては芝の重賞では3歳馬が狙えると言うこと。特に年が明けて明け4歳になってから攻勢があると予測している。<br /> 今週のチャンピオンズCでの3歳馬について、ダートの成績は悪くはないが例年並みなので評価は少し微妙だと思う。