2013年3月18日放送

2013/3/16(土)・3/17(日)開催

目次

2回中山7日目・8日目

  • 中山芝 土:-0.5 日:-0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。まずここまで4週の馬場差を振り返っておくと、3週目までは同じ週でも雨や風の影響度合いによって、時計の出方が異なった。先週は2回開催で初めて土日とも同じ数値となった。
 水曜から木曜日にかけて雨の影響が残ったためか、高速馬場にはならなかった。パンパンの良ならもっと時計が出ると思われる。春の中山開催が進んでも、単純に時計が掛かって行くという訳でもないので、その辺り注意が必要。脚質傾向は、スプリングS以外は全てのレースで中団以降に居た馬が連対していた。特に土曜は後方からの追い込みがビシバシ決まっていた。3・4コーナーで荒れた内側を通った馬には苦しい状況になっている。今週から開催が替わるが、引き続きAコースが使用されるので、この傾向が続くと見て間違いない。

  • 中山ダ 土:+0.4 日:+0.4
  • 1200・土:±0 1200・日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒4。1200m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、1800mは全てプラスの数値だった。一方1200mは雨の影響で時計の出やすくなった3日目、風の影響で時計が掛かった6日目を除くと、水準か水準前後で推移していた。
 確かに1800mは全てプラスの数値だったが、風の影響のなかった先週は土日ともプラス0秒4で、水準に近づいて来たのは注意事項。脚質傾向は先々週に比べると、前有利という程ではなかった。というのも、土曜は先行組の活躍が目立ったが、日曜になると逃げ馬の連対はゼロで、ほとんどのレースで中団以降に位置していた馬たちが連対していた。力があれば、どんな位置取りでもOKというコンディションになって来ている。

注目馬

  • 土曜中山07R 2着 ダノンアイガー

勝ち馬

  • 日曜阪神11R 1着 ロゴタイプ


1回阪神7日目・8日目

  • 阪神芝 土:±0 日:±0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、ほとんど良馬場で行われたが雨や風の影響で時計が掛かった日が多く、マイナスの数値だったのは初日と5日目だけだった。
 先々週の日曜は風の影響を強く受けてプラスの馬場差だったが、先週は土日とも風とか雨の影響を受けなかったですから、という訳で馬場差はプラスマイナスゼロになった。ただ、先々週の土曜の馬場差がマイナス0秒7だった事を思うと、馬場そのものは徐々に傷んできている。脚質的には先行・差し馬ともに連対していた。先々週と同様目立った傾向はなかった。ペースが遅ければ先行馬が残って、速ければ差しが届くというわかりやすい馬場傾向だった。今週から開催が替わるが、引き続きAコース使用で、来週からBコースが使用される。

  • 阪神ダ 土:+0.1 日:+0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた2週目、風の影響を受けた6日目以外は水準か水準前後の数値だった。
 先々週の日曜よりも時計の出方は速くなった。それは風の影響を受けなかったからで、また土日で同じ数値ではなかったとは言え、同レベルの馬場差だったのは、この開催では初めてだった。脚質的には先々週よりも差しが届いていた。先行・差し混在だった1・2週目と同じ状況。今開催では3週目だけ先行馬が活躍して、それ以外は脚質に有利・不利のない馬場だった。ただし、先週の番組のポイントで話したように未勝利戦においては、前めにつけた馬が優勢だった。

注目馬

  • 土曜阪神07R 2着 ブロードソード

勝ち馬

  • 土曜阪神06R 1着 ラストグルーヴ
  • 土曜阪神07R 1着 エーシンゴールド
  • 土曜阪神03R 1着 レッドセイリング
  • 日曜阪神11R 1着 ゴールドシップ


2回中京3日目・4日目

  • 中京芝 土:-0.8 日:-0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。ここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、風の影響を受けた2日目以外は速い時計が出るレベル。
 阪神と同様風の影響を受けた先々週の日曜よりも、時計の出方は速くなった。馬場差は土日ともマイナス0秒8。脚質的には開幕週と同じく、きっちり差しも届いている。その一方で、ペースが遅くなれば前も残ってましたし、脚質による有利・不利は小さい。ただ、レース当日一雨降れば一気に外差し有利に変貌しそうな雰囲気はある。

  • 中京ダ 土:±0 日:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒4だった。こちらもまずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、初日は速い時計が出るレベルだったが、2日目は風の影響で時計が掛かった。先週も土日で少し開きがあった。
 中京のダートも先々週の日曜と比べると時計の出方が速かった。ただ、土日で時計の出方は若干違った。土曜よりも日曜の方が速かった点は要注意。脚質的には目立った傾向はなかった。今日は前残りかなと思った途端に次のレースで差しが決まったりしていた。ペースによって馬券に絡む馬の脚質に変化があった。
 ハローのかけかたとか、水のまき方とかいろんな部分が、風で砂が飛んだりという事もあるでしょうけども、ただ事実だけをとらえると時計が速くなったり遅くなったり土日で差があるという事さえ把握しておけば、問題ないのかなと。個々の馬の範囲は分析する必要あるが、馬場差が何が原因で馬場差が違ったかというのは、あまりことさら取り上げるよりも、馬場が違うかったという事実をとらえた上で、次の検討に活かすのが、あまり深く考えずにいろんな要素が重なり合って時計が速くなったりと。でもその事実は覚えておいて、次の予想する時には活かせるという事で良いのではないかと思う。

注目馬

  • なし

勝ち馬

  • 日曜中京10R 1着 レッドアリオン


ワンポイントアドバイス

  • 中京競馬攻略法