2017年12月29日放送
2017/12/28(木)開催
目次
5回中山9日目
中山芝 木:-0.5 Aコース
最終日の芝の馬場差2000m対象の数値はマイナス0秒5だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナス1秒台でスタートし、開催が進むにつれて水準レベルに近づいて行った。
月曜に10ミリの雨が降った。それまで2週間近く降っていなかったので、これは丁度良いお湿りの感じ。Aコース9日目、コーナーの内側を中心に傷みが出てきたのは、先々週と同じだが、マイナスのコンディションであっても、頻度が進んで時計が掛かってきている。脚質の偏りはなく、ペース如何ではホープフルSのように、外からの追い込み・差しが決まる。1日を通して直線フォローの風が強かったが、時計の出方に影響を及ぼすほどではなかった。関東では例年通り年明けも中山開催。Cコースに替わる。
中山ダ 木:+0.5 1200 木:+0.1
最終日、木曜の馬場差1800m対象の数値はプラス0秒5。1200m対象の数値はプラス0秒1だった。さかのぼって、9日間の馬場差を確認しておくと、まず1800mは全てプラスの数値で、中でも後半は時計が掛かって行った。1200mは水準に近いレベルで推移していたが、こちらも開催の後半の方が時計が掛かっていた。
前半の4日間と比較すると、24日つまり有馬記念の日までの4日間は1800m・1200mともに砂が乾燥して、時計を要していたが、28日は月曜の雨の影響も残って良馬場ではあるが、少し速くなっている。脚質の偏りはなし。差しと追い込みで決まった10Rはハイペースが要因である。
番組注目馬
- 木曜中山09R 2着 ミスターメロディ
勝ち馬の内次走上位候補
- 木曜中山11R 1着 タイムフライヤー
長谷川仁志 次走危険馬
- 木曜中山10R 5着 ダノンロッソ
※前走が2桁着順の馬が多い中で、500万下楽勝して昇級しても2着・4着していた事から1番人気になっていた。横山武史騎手も内枠からそつなく騎乗していましたし、脚は十分に溜まっているはず。それなのに外に出してから伸びずバテずの5着と言ったところ。タイムランクはEに近いDでした。さらに先着を許した馬のレベル、ここまで考慮すると過信はできない。ゴール前、ジリジリと伸びているが、上位4頭とは伸び負けした感じの、ちょっと離された5着だった。
5回阪神9日目
阪神芝 木:-0.9 Bコース
28日木曜最終日の芝の馬場差2000m対象の数値は、マイナス0秒9だった。さかのぼって、9日間の馬場差を確認しておくと、ほとんどがマイナス1秒台だったがAコース使用最後の6日目、そして開催最終日の9日目はマイナス0秒9だった。
3週目までは週を追う毎に少しずつ時計を要して行った。Bコース替わりの23日と24日は再びマイナス1秒台と戻ったが、それに比べれば28日は少し掛かっていた。Bコースになって3日目である事とか、24日に21.5ミリの雨が降ったのが影響したんだと思う。ただ、開催を通じて大きな動きは無くて、基本的には速い時計の出るコンディション。28日は前残りのレースが多く、連対馬では好位勢が多かったが、スロー補正の入ったレースが3つあるように、ペースによるところが大きかったと思う。
阪神ダ 木:-0.2
28日木曜日最終日の馬場差1800m対象の数値は、マイナス0秒2だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナス0秒9でスタートしたが、開催後半は水準レベルで推移していた。
日曜に降った雨が下の方を中心に残っていて、稍重発表。乾燥が進んだ3週目以降では速い方だが、これでも1・2週目と比較すると時計を要してはいる。脚質的な偏りは無くて、ペース次第では差しと追い込みも決まっていた。
番組注目馬
- 木曜阪神09R 2着 シルバーポジー
勝ち馬の内次走上位候補
- 木曜阪神06R 1着 シャルドネゴールド
長谷川仁志 次走推奨馬
- 木曜阪神02R 2着 ウスベニノキミ
※2017年最後の推奨馬ですので、キレイな名前を選んだ。詳細はタイム分析で触れたが、ハミを変えた効果で折り合いがついて、勝ち馬に肉薄の上がり最速の2着。しかもBランク相当。4キロ増えて440キロと小柄な牝馬だが、母のソリッドプラチナムも小柄ながら鋭い決め手があって、9番人気伏兵扱いのマーメイドSで大穴をあけた。母の印象も黙ります。
馬券Summary
- なし(お休み)