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2016年5月30日放送

3,338 バイト追加, 2016年5月31日 (火) 14:32
編集の要約なし
=馬券Summary=
* クラス再編成直後の考え方
 
 JRAは今週から夏番組になる。2歳戦が始まって未勝利と一部のオープンを除き、3歳限定戦が無くなる。夏競馬の大半を占める500万/1000万クラスでは4歳馬の多くがひとつ下のクラスに降級して3歳馬との混合戦になる。ここで毎年話題になるのは狙いは3歳馬か、降級馬かということ。これに関する個人的な考え方を2つ述べておく。
 
1.世代レベルを考える必要無し<br /> ダービー翌週から夏番組となった2012年以降、6/7月のクラス再編生後の3歳以上500万下/1000万下の年別成績は以下の通り。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 年 !! 年齢 !! 勝率 !! 連対率 !! 年齢 !! 勝率 !! 連対率
|-
| 2012 || 3歳 || 9.1% || 17.3% || 4歳 || 9.0% || 17.8%
|-
| 2013 || 3歳 || 6.2% || 12.2% || 4歳 || 10.6% || 19.7%
|-
| 2014 || 3歳 || 8.9% || 17.3% || 4歳 || 8.7% || 17.1%
|-
| 2015 || 3歳 || 10.1% || 19.2% || 4歳 || 7.7% || 16.0%
|}
 
 年によってバラつきはあるがこれを世代レベルとは考えないほうがよい。2013年に勝率6.2%/連対率12.2%だった3歳世代が2014年に4歳となったときは勝率8.7%/連対率17.1%と悪くない成績を上げている。個人的にはいかなるシチュエーションでも重要なのは年齢であって世代ではないと考えているが、トップクラスにおいては世代レベルが問題になる場合もある。しかし500万/1000万クラスでは世代レベルは関係ないと思う。結論としてトータルでは500万/1000万クラスの3歳馬と4歳降級馬はだいたい互角だが、4歳降級馬が人気になる以上狙いは3歳馬だと考える。といっても闇雲に3歳馬を狙うと言う意味ではなく、最初にまず3歳馬を検討してそこに本命候補がいなければ4歳馬を検討するということ。ただし、論理的に考えて3歳馬を狙うのが正解だろうという条件が存在する。
 
2.夏の短距離は3歳馬<br /> 夏競馬では3歳馬の斤量が軽くなる。6月の条件クラスでは2200m未満だと3キロ、2200m以上だと4キロ軽くなる。この規定は距離が短いほど負担重量の差が影響することを意味している。にもかかわらず、6月は1000mでも2000mでも3キロ差となり、短距離ほど3歳馬が有利になる。<br /> 特に1000万クラスでは春の番組も関係してくる。3歳の春には芝1200mの重賞もダート1200mのオープンも無い。つまり、3歳春の時点では芝1200mがベストの習得賞金900万の馬が1400m以上の重賞に出ていたり、あるいはダート1200mで2勝した馬が1400m以上のオープンに出ていることが多い。このような3歳馬が夏になって芝/ダートの1200mの1000万下に出走してくると馬券になりやすい。<br /> 今年の3歳馬でこのパターンに入っている馬を2頭あげると、ダート1200mの新馬戦をAランクで勝ち上がって、1200mの500万も勝ったが1400mでは苦戦しているメイショウカネサダ。もう一頭はダート1200mの500万下をBランクで勝って、そのあと1400mのオープンでは失速したゴルゴバローズ。
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