「2015年3月9日放送」の版間の差分
(ページの作成:「2015/3/7(土)・3/8(日)開催 * 司会:山本直也、砂岡春奈 * 解説:津田照之 =2回中山3日目・4日目= * 中山芝 土:+0.8 日:+1.1 Aコ...」) |
(相違点なし)
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2015年4月27日 (月) 01:04時点における最新版
2015/3/7(土)・3/8(日)開催
- 司会:山本直也、砂岡春奈
- 解説:津田照之
目次
2回中山3日目・4日目
- 中山芝 土:+0.8 日:+1.1 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒8、日曜がプラス1秒1だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開催初日は速めの時計が出るコンディションだったが、2日目は雨の影響で後半時計が掛かって行き、設定不能となった。2週目の先週も雨の影響を受けて、時計の掛かるコンディションだった。
土曜は朝の時点で雨の影響を受けていた上に、ダートの2R時から昼過ぎまで雨が降り続いて、時計の掛かるコンディションになった。さらに土曜のレース終了後もそして日曜のレース中も雨が降って、日曜は土曜よりもさらに時計が掛かって行った。ただし、土日とも馬場差は1日を通しての数値。脚質的には土曜はスローペースの競馬が多かった事もあって、前めにつけた馬が有利だったが、日曜になると逃げ・先行タイプの連絡みはなくて、差し馬が台頭した。11R・12Rは後方もしくは中団からの差し馬同士の決着になった。ペース展開次第ではあるが、開幕週と比べると外からの差しが決まるようになってきていますし、2週続いて雨の中で競馬が行われた影響が少なからず出てきているのかなと思う。
- 中山ダ 土:±0 日:-0.2
- 1200 土:-0.3 日:-0.7
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒2。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒7だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは水準か水準前後で推移しており、大きな動きはない。4日間を通じて良馬場は1日もなく、雨の影響を受けているが、速い時計の出るレベルにはなっていない。一方1200mは全てマイナスの馬場差で、特に先週日曜は最も速い時計が出るレベルになった。
1800m・1200mともに土曜よりも日曜の方が時計が出やすくなっている。ただ、1800mについては、大きな動きではないのは先ほど説明があった通りで、また土日とも1日を通した数値になる。脚質を見ると土日で14鞍行われて後方から差し馬が連対したレースはなんとゼロだった。中団ぐらいにつけていればギリギリ間に合うケースもあったが、基本的には好位より前めにつけた馬が有利。ただ、逃げ馬の好走が多かったかと言えば、案外そうでもなくて逃げ馬の連対は土曜の3鞍に止まった。ですから、先行・好位組が狙い目だろう。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山10R 1着 モーリス
- 日曜中山11R 1着 サトノクラウン
1回阪神3日目・4日目
- 阪神芝 土:+1.0→設定不能 日:+1.6 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0でスタートし、後半は設定不能。日曜がプラス1秒6だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開催初日こそマイナスゾーンだったものの、2日目以降は雨の影響で時計が掛かっている。特に2日目と3日目後半は設定不能となった程に時計が掛かっていた。
そもそも土曜の朝の時点で雨の影響が残っていて、芝で最初のレースである5Rの馬場差がプラス1秒0。その後雨が降って9R以降の3鞍は時計の比較が意味をなさないレベルで、設定不能とした。振り返って2日目にしてもそうだが、先週日曜にしても、この開催ここまでは雨が降り続くと予想以上に時計が掛かる傾向にある。そして土曜夜も阪神地域は雨だった。日曜日は雨の影響が残って、土曜5R時と比較しても時計が掛かっていた。なお、日曜の馬場差プラス1秒6は1日を通した数値。逃げ馬が3連対という結果を見れば、前に行った馬が有利に見えるが、実は差しも届いている。とは言え、外を回った差し馬がバンバン伸びてきた訳ではなくて、外差しが間に合うのはある程度展開が向いた時のみ。基本的には内目を回った馬が有利ですし、好位・中団辺りからそつのない裁きが要求される馬場。
- 阪神ダ 土:-1.0→-1.7 日:-2.0
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス1秒7へと変動。日曜がマイナス2秒0だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒台かマイナス2秒台でかなり速い時計の出るコンディションが続いている。
土曜は雨の影響が残っていて、そもそも脚抜きの良いコンディションだった上に昼から雨が降って後半は一層時計が出やすくなった。土曜のレース終了後も雨は降って日曜は一層の高速馬場となった。ただ、日曜については1日を通した数値。脚質的には先行・差し混在で、目立った傾向はなかったが、後方からの差しに限ればわずかに2連対だった。差すにしても中団ぐらいにはつけていないと厳しい状況で、ただ今開催は2週連続で道悪での競馬ですから、パサパサの良馬場になると傾向が変わってくる可能性は高い。
番組注目馬
- 日曜阪神12R 2着 エイシンラナウェー
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神01R 1着 トワエモア
- 土曜阪神09R 1着 シホウ
- 土曜阪神11R 1着 ココロノアイ
- 日曜阪神02R 1着 メラグラーナ
津田照之 次走推奨馬
- 日曜阪神04R 5着 メイショウキリサメ
※スタートで後手を踏んだ。その後直線は内を突いて5着で、画面にはあまり映っていないがスタンドから見ていて良く伸びていた。この馬デビューから2戦ともにダート1800m戦に出走して勝ち馬から5秒3、2戦目は3秒9も負けていた馬だが、今回は1400m参戦でタイムランクBのレースで勝ち馬と0秒9差ですから、地味ながらもレース内容は格段に良くなっている。たぶん次も全然人気がないと思うので、ひょっとしたらというスケベ心で買ってみたいなと思う。
津田照之 次走危険馬
- 土曜阪神02R 3着 ワールドリースター
※この馬前走と比べると随分と折り合いはついているように見えましたし、でも直線に向くと手応え程は追って伸びなかった。逆に最後は失速して2着争いのところで競り負ける形になった。この馬毎回毎回上位人気にはなるが、長く良い脚が使えずにちょっと乗り難しいタイプかなという気がするので、次走も信頼性とまではは行かないという事で、今回危険馬に選んだ。
ワンポイントアドバイス
- 阪神の芝は内有利