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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒0だった。1回開催から40日ほどの間隔ですから、まずは1回開催2週目以降の馬場差を確認しておく。特に目に付くのは最終週。雨の影響を受けてかなり時計が掛かっていたが、先週は速い時計の出るコンディションだった。 昨年の12月と今年の1月に開催された関係から3・4コーナーの辺りに傷みがあって、2月の冷え込みも手伝って回復は遅れていた。その後3月になって洋芝の育成が進んで、見た目芝がフカフカして毛足が長く見えるくらいまで修復している。中間は阪神同様に雨が降って、土曜は稍重スタート。途中から良馬場に回復した。馬場差は高速までは至らないが、土日ともに速いコンディション。なお、土曜の数値は1日を通した数値。開幕週の速い馬場だけに逃げ・先行馬が優勢だったが、差し馬も流れによっては届いている。2回中京は3週の開催で、今週は引き続きAコース。高松宮記念が行われる最終週はBコースが使用される。なお、中京2週目は土曜と月曜の開催。 |
ダ |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラスマイナスゼロだった。1回開催2週目は水準よりも少し時計が掛かっていたが、3週目は雨の影響で脚抜きが良く、速い時計の出るコンディションだった。そして2回開催開幕週の先週は土曜の方がやや時計の出やすいレベルだった。 土曜は中間の雨の影響から標準よりは少し速かった。下の方に水分が含まれていた。日曜はそれが乾いて、水準の馬場差。1月開催の良馬場時がプラス0秒3前後だったので、冬場のダートよりは速くはなっている。直線が長くて坂があるとは言っても、小回りである事は事実。前に行った組が優勢。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2016/03/13 (日) 芝=-1.0
2016/03/13 (日) ダ=±0
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1800 |
良 |
ダンツチェック |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
1:56.3 |
+1.3 |
--- |
+1.3 |
±0 |
87 |
|
E |
E |
1:55.0 |
2R |
T1400 |
良 |
ジェイシックス |
|
牡3 |
未勝利 |
1:22.9 |
-0.2 |
--- |
+0.5 |
-0.7 |
95 |
|
D |
E |
1:23.1 |
3R |
D1200 |
良 |
サンキュー |
|
牡3 |
未勝利 |
1:12.8 |
-0.6 |
--- |
-0.6 |
±0 |
106 |
|
B |
E |
1:13.4 |
6R |
D1900 |
良 |
ケイツートール |
|
牡3 |
未勝利 |
2:02.3 |
+0.2 |
--- |
+0.2 |
±0 |
98 |
|
C |
E |
2:02.1 |
7R |
D1800 |
良 |
ベーリングメファ |
|
牝4 |
500万下・牝 |
1:54.3 |
+0.7 |
--- |
+0.7 |
±0 |
93 |
|
D |
E |
1:53.6 |
8R |
D1400 |
良 |
ウインヴォイジャー |
|
牡5 |
500万下 |
1:25.6 |
+0.5 |
--- |
+0.5 |
±0 |
95 |
|
D |
D |
1:25.1 |
9R |
T2000 |
良 |
ナスノセイカン |
|
牡4 |
500万下 |
2:01.5 |
-0.5 |
-0.5 |
±0 |
-1.0 |
100 |
|
C |
E |
2:02.0 |
10R |
D1400 |
良 |
ダノンフェイス |
|
牡3 |
昇竜S |
1:24.4 |
-0.3 |
--- |
-0.3 |
±0 |
103 |
|
B |
B |
1:24.7 |
11R |
T1400 |
良 |
ラインスピリット |
|
牡5 |
トリトン1600 |
1:21.4 |
+0.2 |
-0.2 |
+0.7 |
-0.7 |
93 |
|
D |
D |
1:21.2 |
12R |
T1600 |
良 |
ストーンウェア |
|
牡4 |
賢島特別1000 |
1:35.2 |
+0.3 |
--- |
+1.1 |
-0.8 |
89 |
|
E |
C |
1:34.9 |
馬券Summary |
昨年夏の注目馬 |
昨年4回中山開催の番組を担当した際に、夏に躍進した注目馬としてロードクエスト/トゥインクル/シュンドルボンの3頭を取り上げた。トゥインクルとシュンドルボンは1000万下を勝ったばかりだったが、それでも重賞級に出世しそうと言った記憶がある。その後、紆余曲折しながらもトゥインクルがダイヤモンドS、シュンドルボンが中山牝馬Sを勝って重賞ウィナーとなった。これらの馬の今後に触れておきたい。
まず、中山牝馬Sを勝ったシュンドルボンの春の一番の目標はヴィクトリアマイルで直行の可能性もある。芝1600mは1000万時代に東京で1回走って、ヴァンセンヌの0.3差3着。連対率100%の1800mと比較すると若干距離不足の気もするが、3連勝した新潟と東京がスローからの瞬発力勝負だった。得意の東京でこのような流れになりやすいだけに通用しても不思議ではない。
次にトゥインクルのダイヤモンドSは稍重発表以上に馬場が重く、馬場差も設定不能で実質不良に近かった。その中でフェイムゲームを4馬身離しての楽勝なので、まさしく道悪は鬼だと思う。この馬は初勝利も東京芝2400mの不良馬場だった。仮に天皇賞春が道悪にでもなれば大仕事の可能性はある。
最後にロードクエスト。今週のスプリングSに登録があり、たぶん勝てるはず。ハートレーに負けたホープフルSは出遅れて、4コーナーで外に膨れるロスがあった。あれが実力だとは思えない。個人的はマカヒキ/サトノダイヤモンド/リオンディーズこの3強を相手に回しても本命を打ちたい気持ちがある。皐月賞では配当的にも妙味がありそうで、2着はあるのではないかと思う。 |
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