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2016年2回京都8日目

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒5でスタートして設定不能へ変動、日曜がプラス2秒8だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。連続開催の後半に入り、馬場自体使い込まれて来た上、雨の影響を受ける日が多くなった。馬場差がプラスゾーンというだけでなく、設定不能を含めプラス1秒を超える日が半数になった。
 土曜は朝9時頃から雨で、芝で最初のレースとなった5Rの時点で稍重。馬場差はプラス1秒5でこの時点でかなり時計の掛かるコンディションだった。その後時計が掛かって行って、9Rそして11Rの京都牝馬Sはもう設定不能。京都は冬場の連続開催の最終週なので、東京よりも一層雨によるダメージが大きかったと考えられる。従って、天気が回復した日曜にしても、かなり時計の掛かるコンディションのままだった。連対馬の脚質だが、土曜は目立った偏りはなかったが、日曜はほとんどが中団・後方からの差し馬だった。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒5からマイナス1秒8へと変動、日曜がマイナス1秒6からマイナス0秒7へと変動した。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、開催2週目こそプラスの馬場差だったが、他の週は雨の影響を受けた。1週目は脚抜きが良く、後半4日間は全て変動となっている。
 まず土曜の変動について補足。1R時点で1800m換算の馬場差でマイナス0秒5、その後時間の経過とともに徐々に時計が出やすくなって、10R時点でマイナス1秒1。その後雨が激しくなって12R時点でマイナス1秒8。つまり終盤で一気に時計が出やすくなった。1Rから12Rまで同じ比率で時計が出やすくなって行った訳ではない。一方日曜、土曜とは逆に徐々に乾いて行ったが、一日を通して時計の出やすいコンディションだった。連対馬の脚質についてだが、目立つのは土曜後半。雨が降っている時間帯ほとんどが中団・後方からの差し馬で占められていた。
馬場差・基準タイム一覧

芝・ダート別表示

タイム分析 2016/02/21 (日)  芝=+2.8 2016/02/21 (日)  ダ=-1.6 → -0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML KT
1R D1200 ダンツロビン    牝3 未勝利・牝 1:12.2 -0.8 --- +0.3 -1.1 97 D C 1:13.0
2R D1800 トウショウコマンチ    牡3 未勝利 1:52.4 -1.9 --- -0.4 -1.5 104 B D 1:54.3
3R D1400 クリノサンレオ    牡3 未勝利 1:25.4 -0.5 --- +0.6 -1.1 94 D D 1:25.9
5R T1600 オリエントワークス    牝3 未勝利 1:37.5 +2.0 --- -0.2 +2.2 102 C D 1:35.5
6R D1400 ソーディヴァイン    牝3 500万下 1:24.2 -0.9 --- ±0 -0.9 100 C D 1:25.1
7R D1800 エーティーロゼッタ    牝4 500万下・牝 1:52.4 -0.2 --- +0.8 -1.0 92 D D 1:52.6
8R D1200 アラタマシャトル    牡5 500万下 1:11.8 -0.1 --- +0.5 -0.6 95 D D 1:11.9
9R T1800 ナムラシングン    牡3 つばき賞500 1:52.4 +4.5 -0.9 +1.1 +2.5 89 SL C 1:47.9
10R T1200 ウィットウォーター    牝5 乙訓特別1000 1:11.1 +2.4 --- +0.7 +1.7 93 D D 1:08.7
11R T1400 エイシンスパルタン    牡5 斑鳩S1600 1:23.5 +2.7 --- +0.7 +2.0 93 D D 1:20.8
12R D1400 リアルプロジェクト    牡4 1000万下 1:24.1 +0.3 --- +0.8 -0.5 92 E C 1:23.8


         

馬券Summary
小倉後半戦の狙い方「見習騎手を狙え!」
1回小倉は先週で前半が終了し今週から後半戦になるが、見ていて感じたのは見習い騎手の活躍。

 加藤△騎手は初日に3勝、小崎☆騎手は1週目に3勝の固め打ち。鮫島△騎手は平場では2勝だが、2日目に特別レースを2勝。3日目の4Rでは岩崎☆騎手が11番人気のグランドサッチャーで単勝98.9倍の大穴をあけた。加藤△騎手は3日目に落馬して乗り変わったが、11Rの和布刈特別を逃げ切ったトップボンバー、12Rの大牟田特別で追い込み勝ちを決めたフィボナッチは共に加藤△騎手が騎乗予定の馬だった。
 こうして振り返ると必ずしも平場の減量特典だけを生かして勝っているわけではない事がわかる。つまり特別レースでもそれなりの有力馬に乗っていて、騎乗依頼の質が格段にアップしている証と言える。後半戦もこの傾向は続くと思う。落馬した加藤△騎手、小崎☆騎手が今週乗れるかは定かではないが、騎乗できない場合は他の減量騎手への依頼が増える可能性がある。
 後半特に注目しているのは佐賀県出身の鮫島△騎手。地元でのレースはモチベーションも高いはずで、先週の小倉大賞典では14番人気のケイティープライドを4着に持ってきている。後半の小倉競馬では減量騎手を狙っていきたい。


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