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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒5だった。昨年暮れの開催最終週を含めて、ここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で特に1回開催開幕週はかなり速い時計の出るコンディションだった。 先週は18日の月曜に雨が降り、さらに20日の水曜日に雪が降った。気温が低いので、乾くのが遅く土曜は稍重。それでも馬場差はマイナスゾーンではあったが、1週前と比べるとおよそ1秒時計が掛かっていた。稍重でも1週前と1秒違ってしまうのが、中京の芝らしいところで、良馬場に回復した日曜も土曜日とあまり変わらなかった。今週が完全な良馬場だとすると、1週目と2週目の中間ぐらいの馬場差になるのではないかと思われる。また、先週は土曜の時点で4コーナーの内側の方が掘れた感じになっていて、外からの差しがよく決まっていた。真冬に1週間で一気に回復するとは思えない。今週も差し馬の好走が多いのではないかと推測できる。 |
ダ |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒4だった。ダートも昨年暮れの開催最終週から6日間の馬場差を振り返っておくと、水準に近いレベルで大きな動きはないものの、今年に入っての4日間は全てプラスの数値。 18日の月曜日に雨が降って、20日の水曜日には雪。そして金曜日に凍結防止剤が散布された。という事、このパターンだと水分が抜けきらず、土曜は稍重だったが凍結防止剤によってベタつく馬場になっていて、1週目と馬場差は結果的に大きくは違わなかった。良馬場の日曜は土曜よりさらに時計が掛かるようになったが、結果的に馬場差はずっと安定している。先週のタイム差だけを見ると、もっと時計が掛かっているように思われるかもしれないが、3歳未勝利戦や500万下は1週目と比べてメンバーランクはちょっと下がっていた。その結果タイムランクが低いレースが多かったという事。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2016/01/23 (土) 芝=-1.4
2016/01/23 (土) ダ=+0.2
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1800 |
稍 |
ボンナヴァン |
|
牡3 |
未勝利 |
1:56.6 |
+1.4 |
-0.4 |
+0.8 |
+0.2 |
92 |
|
D |
E |
1:55.2 |
2R |
D1400 |
稍 |
ビリケンラッシュ |
|
牡3 |
未勝利 |
1:26.7 |
+0.3 |
--- |
+0.1 |
+0.2 |
99 |
|
C |
E |
1:26.4 |
3R |
D1200 |
稍 |
ゼアミ |
|
牡5 |
500万下 |
1:12.4 |
-0.1 |
--- |
-0.2 |
+0.1 |
102 |
○ |
C |
D |
1:12.5 |
6R |
D1800 |
稍 |
ビスカリア |
|
牝4 |
500万下・牝 |
1:55.1 |
+1.5 |
--- |
+1.3 |
+0.2 |
87 |
|
E |
E |
1:53.6 |
7R |
T1400 |
稍 |
ワンアフター |
|
牡3 |
未勝利 |
1:22.7 |
-0.5 |
--- |
-0.2 |
-0.3 |
102 |
|
C |
D |
1:23.2 |
8R |
D1900 |
稍 |
チャオ |
|
セ5 |
500万下 |
2:01.2 |
+0.9 |
--- |
+0.7 |
+0.2 |
93 |
|
D |
D |
2:00.3 |
9R |
T1600 |
稍 |
シュヴァリエ |
|
牝5 |
500万下 |
1:36.6 |
+1.1 |
-0.9 |
+0.5 |
-0.3 |
95 |
|
D |
D |
1:35.5 |
10R |
T1400 |
稍 |
ペイシャフェリシタ |
|
牝3 |
なずな賞500 |
1:22.0 |
-0.5 |
--- |
-0.2 |
-0.3 |
102 |
|
C |
D |
1:22.5 |
11R |
D1900 |
稍 |
デビルズハーツ |
|
牡6 |
中京スポ1000 |
2:00.4 |
+0.9 |
--- |
+0.7 |
+0.2 |
93 |
|
D |
D |
1:59.5 |
12R |
T2000 |
稍 |
アンジュドボヌール |
|
牝5 |
西尾特別500 |
2:02.2 |
+0.2 |
--- |
+0.6 |
-0.4 |
94 |
|
D |
D |
2:02.0 |
3R500万下 |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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1着 |
ゼアミ |
コメントなし |
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馬券Summary |
短距離こそタイム以外に注目 |
短距離というと有無を言わない時計勝負というイメージがあるかもしれないが、短距離のほうが前走タイムが優秀という馬の信頼度が実は低い。昨年1年間、タイムランクがA,Bのレースで勝ち馬と同タイムだった2着馬が次走で同クラス同距離同馬場に中3週以内で出走した場合の成績は以下の通り
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1着 |
2着 |
3着 |
4着以下 |
トータル |
13 |
8 |
4 |
3 |
1200m |
4 |
2 |
3 |
1 |
1300m以上 |
9 |
6 |
1 |
2 |
芝 |
4 |
7 |
3 |
3 |
ダート |
9 |
1 |
1 |
0 |
ダート1300m以上 |
6 |
0 |
0 |
0 |
トータルでは連対率75%。連対率を下げてしまっているのは芝1200m。距離で見ると1200mと1300m以上では1300m以上のほうが信頼度が高い。芝とダートではダートのほうが信頼度が高い。ダートの1300m以上では勝率10割だが、芝の1200mでは連対率が5割を切ってしまう。
こうなる理由は1200mでは枠順や展開、負担重量といった前走の成績とは直接の関係が無いファクターが影響するため。つまり、前走タイムが優秀であっても、前走と同じように走れない確率が上がってしまう。
よって、1200m(特に芝1200m)では減量騎手の起用や、揉まれにくい外枠、ブリンカー着用など、何か1つでも買える要素があれば人気薄を狙っていける。 |
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