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2013年4回函館1日目

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス2秒1、日曜が設定不能だった。まずここまで12日間の芝の馬場差を振り返っておく。2回開催はマイナス1秒台の速い時計が出るコンディションだったが、3回開催は雨の影響もあってプラスの馬場差となる日があった。そして4回開催1週目である先週は、雨のためにかなり時計が掛かり、日曜は設定不能となった。
 トピックスでも出てきたが、17年ぶりの函館Cコースだった。函館のCコースというのは、直線部分はBコースよりも4m外で、Aコースよりは約7m外だが、実は函館の仮柵移動って幅が大きい。ちなみに曲線部分はAコースより8m外側というのがCコースの設定となる。さらに余談だが、以前のCコース、Bコースより全週に渡って4m外で、1800mは12頭、2000mは14頭というのがフルゲートだったが、今回久々のCコースで1m仮柵を内にずらした事で、フルゲートはBコースの時と同じとなった。で、17年ぶりという事で、Cコースは先行馬がより有利になるとか、いろいろ語られていたが、先週は雨の影響が大きすぎてCコースに移ったから何がどう変わったかという事が全く判別できなくなってしまった。特に馬場差設定不能となってしまった日曜は、極端に前有利という結果になっているが、これはここまで時計の掛かる馬場になると、要するにほとんど全ての馬がバテてしまうので、前に行っている馬がそのまま残ってしまうと。後半の9R・10R・11Rはみんな最後バラバラの入線になっていた。こういう芝の場合は、馬場適正が大きくものを言ってしまう。で、先週の函館芝で完全タイム差が優秀だったとしても、それは極端に時計の掛かる芝が得意であるという事の証明にはなるが、じゃぁ普通の芝でも好走できるのか?と言うと、これはまた別の話。この後残り2週もCコース使用となる。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒2だった。こちらもまずはここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの馬場差でしかもほとんどはマイナス1秒台かマイナス2秒台の速い時計の出やすいコンディション。
 先週末の函館は断続的に雨が降り続けており、芝はかなり時計の掛かる馬場となったが、ダートは超高速馬場とまでは行かず、マイナス1秒前後の馬場差でこれは今年の函館ダートの標準の馬場差。馬場差が函館の標準的なものなら脚質傾向も函館の標準的なもので、よほどの事がなければ、中団より後ろからの差し切り勝ちはなかった。なお、日曜は馬場発表が途中で変更になっているが、馬場差は1日を通してのもの。
馬場差・基準タイム一覧

芝・ダート別表示

タイム分析 2013/08/17 (土)  芝=+2.1 2013/08/17 (土)  ダ=-0.9
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML KT
1R D1000 プレッシャーリッジ    牡2 未勝利 0:59.6 -0.9 --- -0.4 -0.5 104 B D 1:00.5
2R T1800 コスモディクシー    牡2 未勝利 1:53.4 +2.4 --- +0.5 +1.9 95 D C 1:51.0
3R D1000 メイショウアシタバ    牝3 未勝利 0:59.9 -0.1 --- +0.4 -0.5 96 D C 1:00.0
4R D1700 ウォーターシュート    牡3 未勝利 1:48.1 +0.3 --- +1.2 -0.9 88 E D 1:47.8
5R T1200 ペプチドスピカ    牝2 新馬 1:11.6 +0.2 -0.6 -1.7 +1.3 117 A D 1:11.4
6R T2000 サクラビクトワール    牡3 未勝利 2:07.3 +4.1 -0.7 +1.3 +2.1 87 SL D 2:03.2
7R D1000 ブルーモントレー    牝3 500万下 0:59.2 -0.1 --- +0.4 -0.5 96 D D 0:59.3
8R D1700 ラルシュドール    牝4 500万下・牝 1:46.4 -0.2 --- +0.7 -0.9 93 D D 1:46.6
9R D2400 ニホンピロバロン    牡3 500万下 2:36.2 +0.6 --- +1.9 -1.3 81 E D 2:35.6
10R T1200 ファインスマッシュ    牝3 手稲山特500 1:11.5 +1.5 --- +0.2 +1.3 98 C D 1:10.0
11R T2000 ドリームヒーロー    牡6 ポプラH1600 2:03.5 +2.7 --- +0.6 +2.1 94 D C 2:00.8
12R T1800 マイネヒメル    牝4 大倉山特1000 1:51.8 +3.2 --- +1.3 +1.9 87 E C 1:48.6


         

5R新馬 勝ち馬の中から次走注目できる馬
1着 ペプチドスピカ コメントなし
馬券Summary
今が旬のヨハネスブルグ産駒
後ほど


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