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2012年2回中山8日目

馬場コメント
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともに設定不能だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、その内数値を表示しているのは3日間だけ。他は設定不能としている。もちろん雨の影響が強く、開催を通してかなり時計の掛かる馬場コンディションとなっている。
先週も雨の影響を強く受けた。ただ、先々週つまり開催3週目は土曜が外差し、日曜が内を回った逃げ馬の粘りが目立ったが、先週は土日でガラッと傾向が変わる事はなかった。内も外もコンディションが悪くて、あまりレースで使われていない大外は伸びていた。改めてどうしてここまで、大きなタイム差になっているのか考えておきたいと思う。言うまでもなく、雨の影響で水を含んで、馬場が荒れているのが主な要因だが、週末になると雨が降って、その中レースが行われているので一層悪化して行ったと推測できる。そんな事言われなくてもわかっているよと突っ込まれるかもしれないが、こんな馬場になって総じて前半のペースが抑えられている点が二次的な要因だと思う。飛ばしてバテるとまずから前半抑えるけれども、後半のペースが上がらないと言うかペースアップできないのが今の馬場。上がりは速いラップでまとめる事ができないので、時計は輪を掛けて遅くなってしまう。そしてその日のコンディションによっては、いくら前の馬がバテていても、後続が追い上げる事ができず、前が粘ってしまうというのが、2回中山の芝だった。なお、今週から開催が替わるが、今週はもう1週引き続きAコース。馬場の傾向も大きく変わらないと見ている。Bコースに替わってさらに雨の影響を受けないとしても、荒れた馬場にどう対応するのかその適性を見るのが、3回中山の芝のレースで重要になってくる。
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロからマイナス2秒2へと変動、日曜がマイナス2秒0からマイナス1秒6へと変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1からマイナス0秒8へと変動、日曜がマイナス1秒0からマイナス0秒7へと変動した。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響もあってほとんどはマイナスの馬場差。ただ、開催日によって時計の出方は異なる。同じ週で土日でほとんど時計の出方が変わらなかったのは開幕週だけ。
まず1800m、土曜は雨の中レースが行われて、後のレースになればなる程時計が出やすくなった。特に12Rになって、一気に高速化した。逆に日曜は前半の方が時計が一層出やすかった。とは言っても土曜ほど大きな幅ではないですし、1日を通じて高速馬場だった。1200mも変動の方向としては1800mと同じで、土曜は後になる程速くて、日曜は前半の方が時計が出やすくなっている。1800m程に数値は動いていない。脚質的には先行馬とマクって来るタイプの差し馬という決着が多かった。
馬場差・基準タイム一覧

芝・ダート別表示

タイム分析 2012/03/18 (日)  芝=設定不可 2012/03/18 (日)  ダ=-2.0 → -1.6 / 1200m=-1.0 → -0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML KT
1R D1200 ガッダムアスカ    牝3 未勝利・牝 1:12.1 -0.8 --- +0.2 -1.0 98 C D 1:12.9
2R D1800 ロジダンス    牡3 未勝利 1:53.5 -2.3 --- -0.3 -2.0 103 C D 1:55.8
3R D1200 バグダッドカフェ    牝3 未勝利 1:11.9 -1.0 --- ±0 -1.0 100 C D 1:12.9
4R D1800 ハッピーマリーン    牝3 新馬 1:56.0 -0.2 --- +1.2 -1.4 88 E C 1:56.2
5R T2200 カムフィー    牡3 未勝利 2:22.2 +5.8 --- --- --- - D 2:16.4
6R T1600 オコレマルーナ    牡3 500万下 1:38.3 +2.9 --- --- --- - C 1:35.4
7R D1800 キングジャズ    牡4 500万下 1:52.2 -1.8 --- ±0 -1.8 100 C C 1:54.0
8R T2000 グレートマーシャル    牡4 500万下 2:05.9 +4.3 --- --- --- - D 2:01.6
9R T1600 カグニザント    牡4 汐留特別1000 1:37.7 +3.3 --- --- --- - C 1:34.4
10R D1800 グリッターウイング    牡5 下総SH1600 1:50.8 -1.6 --- ±0 -1.6 100 C C 1:52.4
11R T1800 グランデッツァ    牡3 スプリン(G2) 1:50.7 +2.3 --- --- --- - B 1:48.4
12R D1200 ミトラ    セ4 1000万下 1:10.6 -0.7 --- ±0 -0.7 100 C D 1:11.3


         

2R3歳未勝利 注目レース・馬
あと0秒1速ければタイムランクはBランクになるという一戦だった。
1着 ロジダンス 新馬戦以来4ヶ月半ぶりで、調教は平凡だったがダート替わりで一変した。スタートをソッと出てシンガリ待機。3コーナー手前で一気に動いて直線の追い比べでもしっかりと伸びて差し切った。並の馬ならあそこから仕掛けると最後は苦しく一杯になるところだが、この馬は違った。昇級戦の次走は上積みも期待できますし、普通のメンバーなら有力。
2着 バックギャモン マイナス12キロは絞れたモノ。スタートはそれほど早くなかったが、ジワッと先行してデビュー戦から大きな変わり身を見せた。追い比べで外の勝ち馬には劣ったが、最後までしぶとかった。追わせるタイプで距離延長も良かったですし、良馬場ならさらに良さそうで引き続き上位候補。
3着 ニシノボレロ 一叩きしてプラス10キロは意外だった。レースでは上積みがそれでも感じられた。2走前に芝で惨敗したが、ダートの7戦は全て入着という堅実派。メンバーが落ちてきた今の未勝利クラスなら近いうちにチャンスが来そう。
4着 ダイワプライム 前走同様アオった。勝ち馬を追う様に動いて行ったが4コーナーでもたついて離されてしまった。それでも最後は外に出して脚は見せましたから、現状ではとにかくスタートが課題で、脚力はあるので普通のスタートで前半ある程度ついて行ければ勝ち負けは可能。偶数番の外枠が理想かなと思う。逆に奇数番の内枠を引いたら割り引いた方が良さそう。
 
4R3歳新馬 タイムランクEのレース
基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。
 
11RスプリングS
メンバーランクはBだった。
内と外とに別れる様な形で、ペースはそんなに速くはなかったが、結局前に行った馬が止まって、外からマクって来た2頭で1着・2着という形になったが、ディープブリランテが完全に勝ちパターンかと思ったところグランデッツァが伸びて来て差しきった。
1着 グランデッツァ この馬もトビが非常に大きい馬なので、道悪は決して上手じゃないと思う。前回のレースぶりの時もゴール前は脚捌きが堅くなって、結構ゴツゴツした感じでゴールインしたが、今回はゴールまでずーッと手足が伸びきったままゴールしたという事なので、非常に馬の体調自体が上向いていたと思う。どちらかと言うと東京の様な広いコースで器用さを問われない馬場の方が合っているタイプの馬が、中山の1800mに対応して勝ちきったと。しかも今回道悪だったし、なおかつ初めての長距離輸送を挟んで勝ったという点は高く評価して良いと思う。以前は馬体の逞しさにまだ体がついてきていない印象があったが、ようやく調教強化された事によって、その辺りも克服された印象があるので、本番に向けて楽しみな1頭が出て来たなと思う。
2着 ディープブリランテ 前からこの馬を評価する時に使っている言葉として、『走りたがり』というイメージ。ようは馬が走りたくて仕方がないをどう制御するかだけがポイントの馬だが、それがまだ今回ちょっとギリギリできていなかったなと。道中かなり行きたがっていましたし、その辺り制御が効くようになればそれこそディープインパクト級の切れ味はあると思う。なので、本番に向けてはその辺りが課題になって来ると思う。
3着 ロジメジャー これはしぶとく非常に粘った。前とはちょっと離されたが、長く良い脚を使ってますし、道悪よりも良馬場の方が良いタイプだと思うので、この馬場で3着に来たという点は高く評価して良いと思う。
12着 アルフレード 道悪を苦にしていたという話だが、もちろんそれもあると思うが、やっぱり走り方的にはピッチに近い感じの走り方なので、マイルの距離が合っているんじゃないかと思う。この馬にとって1800mというのはギリギリこなせるかこなせないかの範囲の中で、馬場も悪かったという事で、より苦にした印象がある。
 
馬券Summary
後で更新します。
後ほど


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