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2012年1回京都1日目

馬場コメント
まず、初日の芝2000m対象の馬場差はマイナス0秒2だった。
マイナスゾーンではあるが、水準に近い数値。前年11月の京都芝が、これがBコースとCコースが使用されて4週間保護された内側が解放されるAコース使用のこの開催は、極端に内が有利という推移が一昨年・昨年と繰り返されたが、今年は内有利ではあるが、昨年や一昨年ほど極端に内有利ではないという感じだった。初日の11R・3日目の11Rは1200mで、どちらも内枠決着だったが、初日の12Rは内枠の馬が直線で外に出して差しきっている。
1800m対象の馬場差はプラス0秒6だった。
力の要る時計の掛かる馬場だが、3歳の新馬・未勝利戦は前残りが多く、古馬のレースでは差しが決まっているというのが全体的な傾向。っと言っても力の要るダートで、前が止まっているという感じではなくて、初日の7R・8R・9Rは緩いペースで瞬発力勝負になって差しが届いたという芝の様な競馬だった。
馬場差・基準タイム一覧

芝・ダート別表示

タイム分析 2012/01/05 (木)  芝=-0.2 2012/01/05 (木)  ダ=+0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 補正 WL TL ML KT
1R D1200 ドリームコンサート    牡3 未勝利 1:13.6 +0.6 --- +0.2 +0.4 98 C C 1:13.0
2R D1800 ヴォーグトルネード    牡3 未勝利 1:54.9 +0.6 --- -0.6 +1.2 106 B C 1:54.3
3R D1400 ゲンテン    牡3 500万下 1:26.1 +1.0 --- +0.5 +0.5 95 D C 1:25.1
4R D1200 シルクデイブレイク    牡5 500万下 1:12.3 +0.4 --- ±0 +0.4 100 C C 1:11.9
5R T1800 アドマイヤレイ    牡3 未勝利 1:49.1 +0.3 --- -0.5 +0.8 105 B C 1:48.8
6R T2000 ハランデール    牡3 新馬 2:07.2 +4.7 --- +3.5 +1.2 65 SL B 2:02.5
7R D1800 トップオブカハラ    牡5 500万下 1:53.7 +1.1 --- +0.5 +0.6 95 D C 1:52.6
8R D1400 トウショウクラウン    牡4 1000万下 1:25.1 +1.3 --- +0.8 +0.5 92 E C 1:23.8
9R D1800 シルクシュナイダー    牡4 初夢S1600 1:52.0 +1.0 --- +0.4 +0.6 96 D C 1:51.0
10R T3000 ゴールデンハインド    牡6 万葉SH 3:06.9 +1.5 --- +1.8 -0.3 82 E E 3:05.4
11R T1600 マイネルラクリマ    牡4 京都金杯H(G3) 1:32.9 +0.2 --- +0.4 -0.2 96 D C 1:32.7
12R T1200 ブラーニーストーン    牡5 1000万下 1:08.7 ±0 --- +0.1 -0.1 99 C C 1:08.7


         

1R3歳未勝利
2着 ウインオーラム 番組注目馬だった。京都らしいと言うか、1200mにしては遅いラップで逃げた勝ち馬に上手く乗られてしまったという印象だが、自身のレースぶりは堅実で次走も上位候補だと思う。
 
2R3歳未勝利 タイムランクBのレース
基準より0秒6速い勝ちタイムだった。
1着 ヴォーグトルネード 前走は追っつけ通しで追走に余裕がなかったが、今回は前走以上にゆったりとした流れでしかも外枠からゆっくり追走できたのが良かったよう。昇級すると多頭数とか速い流れへの対応が鍵となる。
2着 スズカルパン レース内容も結果も安定している。ピッチ走法で機動力があるので小回り1700mだとさらに良い様な気がする。
3着 ブリスコーラ ちょっとフワフワした走りで非力感が残る。真冬の乾燥したダートではちょっと信頼度が下がると思う。
7着 カロッサル 初ダートで3番人気に推された。スタートで躓いてまず落馬寸前だった。その後さらに直線入り口で馬の顔が真横を向くように外へ進路変更して行って、ロスだらけの競馬だったが、最後よく伸びている様にダート適性はあるということですから、次走の一変には注目。
 
5R3歳未勝利 タイムランクBのレース
基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
1着 アドマイヤレイ 番組注目馬になっていた、順当勝ち。ディープインパクト産駒の2着エックスマークが一瞬の切れで一瞬先頭に立ったように見えたが、こちらダイワメジャー産駒らしい持続力のある末脚で差し返した。極端な瞬発力勝負でなければ、上のクラスでも好勝負可能だと思う。
2着 エックスマーク ちょっと良い脚が長続きしない様で、それにしても差し返した勝ち馬を褒めるべきだと思うが、単勝系の馬券はちょっと買いにくいタイプ。
3着 マイネルコンキスタ デビュー以来初めて逃げて、途中でペースを緩めたが引きつけすぎないという巧みな騎乗だった。それで2着と3馬身差ですから、力負けだが使いつつ良くなっているのは確か。
4着 ハギノウィッシュ 2番手で力んだ走りだった。その影響なのか伸びを欠いたが、少し硬さのある大型馬なのでたぶん京都よりは阪神向きだと思う。しかも1800mより1600m向きかなと思う。
 
6R3歳新馬 タイムランクSのレース
前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
 
7R4歳上500万下 注目レース・馬
3着だったサンライズブレットについて。
3着 サンライズブレット 番組注目馬
前走、去年の夏だが、逃げていながら4コーナーでモノ見して外へ大きく膨れ、そして最終的には余力残しで圧勝したという圧巻の内容だったので、休み明けで昇級戦の今回も1番人気だったが、休み明けの影響なのか、ちょっと激しく入れて込んでいて、そしてそれが影響したのか最後止まって3着だった。モノ見するとか入れ込むとかいろいろ精神面に課題があるという事だが、次走落ち着きがあれば勝機だと思う。次走小倉に出てくるんじゃないかと勝手に想像している。注目馬。
 
8R4歳上1000万下 タイムランクEのレース
前半が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
 
10R万葉S タイムランクEのレース
基準より1秒8遅い勝ちタイムだった。
 
11R京都金杯
シルポートが何が何でもという逃げを討って、しかもオースミスパークが仕掛けて追走したのでハイペースになった。
1着 マイネルラクリマ 好位で折り合って楽に抜け出す完璧な競馬で重賞初勝利。チーフベアハートが父だが、マイネルキッツ・ビービーガルダンなど直線平坦の京都やローカルに強い産駒を多く出していて、マイネルラクリマの3勝も函館・京都・京都。1600mならどのコースでも安定しているが、より信頼度が高くなるのは直線平坦の京都だと思う。
2着 ダノンシャーク 後方まで下げて折り合いに専念。直線の伸びは目立ち、能力があるのは確かだが乗り方が簡単ではない様で、本命馬として期待するのはちょっと危険が伴うタイプだと思う。
3着 アスカトップレディ 3着アスカトップレディと4着ショウリュウムーンと牝馬が好走した。この2頭京都牝馬Sでは有力だと思う。
4着 ショウリュウムーン 3着アスカトップレディと4着ショウリュウムーンと牝馬が好走した。この2頭京都牝馬Sでは有力だと思う。
5着 サダムパテック 出遅れたとは言え、1番人気のサダムパテックには理想的な流れかと思ったが、このペースでもハミを噛んで行きたがっていた。それが影響したのか直線では伸びを欠いて、後ろからも差されて5着。1600mのハイペースでも折り合いに苦労するとなると、ちょっとしばらくは過信禁物かもしれない。
 
馬券Summary
中山・芝のダイワメジャー産駒
後ほど


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