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馬場コメント |
芝 |
土曜朝一番の発表は良馬場だったが、8時ごろから降り始めた雨がどんどん強くなって、芝の最初のレースつまり5Rの時には既に重馬場発表になっていた。午後になってさらに悪化して不良馬場まで行き、その後もさらに大量の雨が降り、15時過ぎの10R・11Rの頃はもう土砂降りだった。一日の中でも後になればなるほど、時計がかかり変動とした。各レースの完全タイム差・タイムランクを参照。 日曜日は気温もが上がって風も強く吹いていて、どんどんどんどん回復して行った。最初の芝のレースである5Rの頃にはもう稍重まで回復していた。11Rだけ良馬場発表だが、馬場差は終日同一と判断した。馬場の内・外の有利不利などは特に見られなかった。この開催は3週目まではAコース、4週目にBコースへと替わる。 |
ダ |
ダートも時計の出方は変化した。金曜の深夜にも雨があり、その影響で土曜の朝一番は既に稍重だった。その後に大量に雨が降り、昼前には既に不良馬場。1Rから3Rが重馬場発表で、脚抜きの良い馬場だった。ここはかなり速い時計が出るコンディションだったが、不良馬場となった7R以降は逆に水が浮いてドロドロ。重馬場だった前半戦の午前中よりは時計が掛かった点に注意していただきたい。 日曜には1Rから4Rまで不良馬場だったが、水は浮いていない状態で土曜の午後よりは速い時計が出るコンディションだった。7Rは重馬場、10R・12Rは稍重とどんどんと回復して、最終レースはほぼ水準レベルの馬場となっている。東京コースにしては前残りが目立ったという印象だが、中山から開催が移った1週目というのはペースが緩んで前残りがよくある。ですから、まぁ高速ダートだったから前残りだったという風によく言われると思うが、恐らくそういう事ではないと思う。 |
⇒馬場差一覧 |
タイム分析
2009/04/25 (土) 芝=+98.0
2009/04/25 (土) ダ=+98.0
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
TG |
KT |
1R |
D1400 |
重 |
ベルモントエルメス |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
1:25.2 |
-1.0 |
--- |
+0.6 |
-1.6 |
94 |
|
D |
D |
1.24.6 |
1:26.2 |
2R |
D1600 |
重 |
キングスリージョン |
|
牡3 |
未勝利 |
1:37.1 |
-2.4 |
--- |
-0.6 |
-1.8 |
106 |
|
B |
C |
1.37.7 |
1:39.5 |
3R |
D1400 |
重 |
シャルルマーニュ |
|
牡3 |
未勝利 |
1:24.5 |
-1.7 |
--- |
-0.1 |
-1.6 |
101 |
|
C |
D |
1.24.6 |
1:26.2 |
5R |
T1400 |
重 |
エフティレガシー |
|
牡3 |
未勝利 |
1:25.2 |
+2.1 |
--- |
+0.2 |
+1.9 |
98 |
|
C |
D |
1.25.0 |
1:23.1 |
6R |
T2000 |
重 |
リワードアリオン |
|
牡3 |
未勝利 |
2:07.2 |
+5.0 |
--- |
+0.7 |
+4.3 |
93 |
|
D |
D |
2.06.5 |
2:02.2 |
7R |
D1600 |
不 |
ドリームハッチ |
|
牡3 |
500万下 |
1:37.9 |
-0.7 |
--- |
+0.7 |
-1.4 |
93 |
|
D |
C |
1.37.2 |
1:38.6 |
8R |
D1400 |
不 |
ギュイエンヌ |
|
牝4 |
500万下・牝 |
1:24.2 |
-0.7 |
--- |
+0.4 |
-1.1 |
96 |
|
D |
D |
1.23.8 |
1:24.9 |
9R |
T2300 |
不 |
ヒカルマイステージ |
|
牡3 |
新緑賞500 |
2:25.7 |
+4.4 |
--- |
±0 |
+4.4 |
100 |
|
C |
C |
2.25.7 |
2:21.3 |
10R |
T1400 |
不 |
ブルーデインヒル |
|
牡4 |
立川特別1000 |
1:25.0 |
+3.3 |
--- |
+0.5 |
+2.8 |
95 |
|
D |
D |
1.24.5 |
1:21.7 |
11R |
T2400 |
不 |
スノークラッシャー |
|
牡4 |
メトロポH |
2:33.1 |
+8.3 |
--- |
+2.2 |
+6.1 |
78 |
|
S |
D |
2.30.9 |
2:24.8 |
12R |
D2100 |
不 |
ランキング |
|
牡6 |
1000万下 |
2:11.3 |
±0 |
--- |
+0.8 |
-0.8 |
92 |
|
D |
C |
2.10.5 |
2:11.3 |
2R3歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒6速い勝ちタイムだった。3枠リープアヘッドが逃げて、2番手に4枠アシュラオー。直線でもこの2頭が前で叩き合っていて、その後ろにいるキングスリージョンは手応え十分ではあるが、割って入るスペースがなく、追い出す事ができない。ようやく外に出されて追われると内の2頭を交わして1着。さらに外からトウショウデザートが伸びて来たが、アシュラオーが踏ん張って2着に粘っていた。 |
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1着 |
キングスリージョン |
直線前が壁になりかかり、先行2頭の外に出せた後は鋭く伸びて快勝した。1馬身半という着差以上に力の差があったと思う。順当勝ち。昇級しても好勝負可能だろう。 キングスリージョンの前走は2月22日の東京1Rだが、このレースの出走馬は取り消しになったフレアリングローズを除いても、キングスリージョンを含めて4頭が既に勝ち上がっている。2着以下に4馬身差以上の差で勝ったユノゾフィーの復帰が楽しみ。 |
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4着 |
リープアヘッド |
今回単勝1.9倍まで売れて4着に終わったリープアヘッドだが、前走2着というだけでちょっと売れてしまったという印象。ユノゾフィー組の価値を知っていれば、キングスリージョンとオッズは逆だったんじゃないかなぁと思った。 |
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11RメトロポリタンS |
タイムランクSのレース |
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大きなタイム差となっているが、かなり時計が掛かるコンディションだった上、中盤で大きくペースダウンして補正しきれずスローの扱いとする。 |
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ポイント |
藤沢和雄厩舎の買いどころ |
東京に先週Aランク・Bランクは計6レースあったが、その内半分の3レースの勝ち馬は藤沢和雄厩舎の所属だった。しかも3頭とも休み明け。尚かつ年齢の割に今までのレース数が少ないという共通点があった。2歳から3歳春にかけては、人気先行と言うか話題先行と言うか、よく人気で消えて消してこそ妙味があるという厩舎だが、古馬になって本来居るべきクラスより下のクラスに居る馬は、休み明けどうであれ買い。本来居るべきクラスより下のクラスを走るので、好タイムの楽勝になると。このパターンが最大の買いどころ。それ以前に中山より東京の方が活躍する厩舎なので、開催替わりで先週東京で活躍したというのはわかるが、その先週東京ででも1番人気で4着と馬券の圏内にならなかったレースが2つあった。1頭目は土曜12Rの4歳上1000万下、ダート2100mのチャイコフスキー。2頭目は日曜6Rの3歳500万下のレンディル。上級クラスのダート長距離と春ごろまでの3歳下級条件というのはちょっと人気でも信用できないという厩舎ですから、以上が買いどころと消しどころでした。 |
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