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馬場コメント |
芝 |
阪神も連続開催の後半に入った。先週は1回開催と同じAコース使用で、本来なら時計が掛かってくるところだが、ここまで5週で最も速い時計の出るコンディションだった。速いと言っても水準よりは掛かっているのだが、1回開催が雨の影響を受けた中で行われていたのに対し、先週は今年の阪神で初めてと言って良いほど雨の影響がなかったため。なお、今週から3週はBコースが使用される。 雨の影響がなかった上、芝を刈った事、ローラーによる整備が行われた事も前半4週より時計が出やすくなった要因と見る。ただし、土曜日に逃げ馬の連対が多いのは、緩やかな流れのレースが多かった事も影響しているのだろう。 |
ダ |
1回開催は雨の影響を受け、週によって時計の出方が異なった。また同じ週でも土日で時計の出方がかなり異なる場合は、雨の影響を受けた度合いによるもの。しかし、先週は雨の影響がなく、土日とも同じ時計の出方でほぼ水準レベルだった。また、連対馬を見ると、中団・後方から差してきて来た馬もいるので、先行しないと勝負にならないという訳ではない。ただ、全体として見れば、前めに位置した馬の粘り懲り込みが目に付いた。 |
⇒馬場差一覧 |
タイム分析
2009/03/29 (日) 芝=+0.2
2009/03/29 (日) ダ=-0.1
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
TG |
KT |
1R |
D1400 |
良 |
ノボレインボー |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
1:26.5 |
+0.6 |
--- |
+0.7 |
-0.1 |
93 |
|
D |
D |
1.25.8 |
1:25.9 |
2R |
D1800 |
良 |
アズマタイショウ |
|
牡3 |
未勝利 |
1:54.2 |
-0.5 |
--- |
-0.4 |
-0.1 |
104 |
|
B |
D |
1.54.6 |
1:54.7 |
4R |
D1200 |
良 |
マヤフィオーレ |
|
牝3 |
未勝利 |
1:13.0 |
-0.3 |
--- |
-0.2 |
-0.1 |
102 |
|
C |
C |
1.13.2 |
1:13.3 |
5R |
D1800 |
良 |
パワーエース |
|
牡3 |
未勝利 |
1:55.8 |
+1.1 |
--- |
+1.2 |
-0.1 |
88 |
|
E |
D |
1.54.6 |
1:54.7 |
6R |
T1600 |
良 |
ジャコスキー |
|
牡3 |
未勝利 |
1:36.7 |
+1.0 |
--- |
+0.5 |
+0.5 |
95 |
|
D |
D |
1.36.2 |
1:35.7 |
7R |
D1400 |
良 |
ワールドワイド |
|
牡3 |
500万下 |
1:24.8 |
-0.3 |
--- |
-0.2 |
-0.1 |
102 |
|
C |
D |
1.25.0 |
1:25.1 |
8R |
T1800 |
良 |
ヒカルアマランサス |
|
牝3 |
君子蘭賞500 |
1:48.0 |
+0.2 |
--- |
-0.7 |
+0.9 |
107 |
|
B |
D |
1.48.7 |
1:47.8 |
9R |
D1800 |
良 |
テイエムザエックス |
|
牡6 |
四国新聞1000 |
1:53.0 |
+0.7 |
--- |
+0.8 |
-0.1 |
92 |
|
D |
D |
1.52.2 |
1:52.3 |
10R |
T1400 |
良 |
ボストンオー |
|
牡4 |
心斎橋S1600 |
1:21.4 |
+0.4 |
--- |
+0.3 |
+0.1 |
97 |
|
D |
D |
1.21.1 |
1:21.0 |
11R |
D1200 |
良 |
ストーリーテリング |
|
牝4 |
1000万下 |
1:12.7 |
+1.0 |
--- |
+1.1 |
-0.1 |
89 |
|
E |
D |
1.11.6 |
1:11.7 |
12R |
T2200 |
良 |
シャイニングデイ |
|
牡4 |
500万下 |
2:15.5 |
+1.3 |
--- |
+0.7 |
+0.6 |
93 |
|
D |
D |
2.14.8 |
2:14.2 |
2R3歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒4速い勝ちタイムだった。1コーナー回って行く辺り、今回は先頭に立ったダノンソウマをピッタリとマークしてソルモンターレが続き、速いペース。これら2頭が後続を離して行く。直線、ソルモンターレが失速したのに対し、ダノンソウマは粘っていたが、アズマタイショウが並んで行く。アズマタイショウが交わして差を広げ独走状態。前半のペースがキツかっただけに、ダノンソウマはゴール前スピードが鈍る。追い上げてきたウォーターイオレクがゴール寸前、ダノンソウマを交わして2着になった。 |
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1着 |
アズマタイショウ |
前の2頭が飛ばして、それを見ながら好位から進出と流れが向いた。とは言え、これまでの芝での3走と比べれば一変の内容。ダート向き。 |
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3着 |
ダノンソウマ |
レースを見た様に、ソルモンターレと競り合う様に前半未勝利戦としてはかなり速いペースで逃げた。同じ日曜日9Rの古馬1000万下より前半600m・800m・1000mの通過タイムが全て速いと。その流れを直線踏ん張っていましたから、普通のペースなら次走は首位候補。注目馬。 |
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5R3歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒2遅い勝ちタイム。 |
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8R君子蘭賞 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒7速い勝ちタイムだった。直線に入って、逃げていたルナレーヴェは一杯。その外にホーカーハリケーンが並んで来るが、さらに外フェイズシフト、そしてヒカルアマランサスが迫って来る。外の馬の勢いが目立ち、叩き合いからヒカルアマランサスが抜け出して行った。上位馬はそれぞれ1馬身以上の差が開いての入線。地力の差が出た1戦だった。 |
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1着 |
ヒカルアマランサス |
初戦が芝1200m戦ですから、600mの距離延長にも対応しての勝利。まぁ能力があればこそだろう。しかもAランクに近いBランクの時計をマークした。今後の3歳牝馬戦線でも楽しみな馬。 |
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2着 |
フェイズシフト |
フェイズシフトにとって、今回は相手が強かった。この馬にしても自己条件に戻って2着は確保しており、引き続き500、万下に出走なら上位候補。 |
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11R4歳上1000万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。 |
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4着 |
テンザンモビール |
時計が遅かったとは言え、休み明けの前走・見せ場の無かった10着からは変わり身を示した。恐らく次走もダート短距離戦出走だと思う。注意したい。 |
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ポイント |
一変の馬場 |
芝は1回開催と時計の出方が一変していた。プラスの馬場差とは言え、1回開催で最も速かったのは7日目のプラス1秒1ですから、それと比較しても1秒速いという事になる。冒頭の説明にもあった様に、天候・馬場の整備が大きな要因。今週も整備の内容についてはJRAのHPでチェックしたいところ。また、今週からコース設定が変わるので、雨の影響がなければ先週の数値から大きく掛かる事はないと見ている。 |
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