7R3歳500万下 |
注目レース・馬 |
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タイムランク・メンバーランク共にDと平凡だったが、勝ったアイアンデュークの強さは際だっていたので、ここで取り上げておきたい。 |
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1着 |
アイアンデューク |
まずスタートがあまり良くなかった。ちょっとこの(スタート直後の)時点でポジションが悪くなってしまった。ジョッキーもここで末脚を温存して(4コーナーの)勝負所でもちょっと内に包まれて、外に持ち出す時に結構ふくれ加減。直線で一端画面から消えてしまって、前の馬が残るのかなというところから、回転の速い走法でジワジワ伸びてくる。並ぶところまで行った時点で、ジョッキガー抑える余裕を見せた。かなり強い勝ち方だった。 今までは1200mから1600mを使われて来たが、事1200mに限ればこれで1着・3着・2着・1着と安定している。現状は短い距離が合っている様。次走重賞挑戦でも距離が1200mなら注目したい。1200m出走を条件に注目馬。 |
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8R4歳上500万下 |
注目レース・馬 |
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最初の2ハロン目のラップはかなり速かったが、その後中盤がガクンとペースダウンした。かなり緩急の効いた流れで、先行策からアサクサゼットキがあっさりと抜け出して、3コーナー手前で早めに先頭に立ったアンヴェイルが最後までしぶとく食い下がって2着という競馬内容になった。 |
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1着 |
アサクサゼットキ |
思えばダートでの未勝利戦の勝ちっぷりが2着以下に5馬身以上の差をつけての強い内容だった。昇級即上位候補とまでは言えないが、メンバー次第では注意が必要。 |
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2着 |
アンヴェイル |
3ヶ月ぶりで転厩初戦。3コーナー手前からマクって行ってはラスト競り負けたのは仕方ない。それでも一騎打ちに持ち込んでしぶとく抵抗した点は評価できる。次走も上位候補。 |
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3着 |
ゴールデンジュビリ |
1年4ヶ月ぶりの実戦だった。3・4コーナーから外外追い上げて、直線もジワジワ伸びて一騎打ちの2頭との差を詰めた。ダートでは2歳時にかなりメンバーの揃ったレースで大敗したが、今回の内容なら通用する。反動が無ければ、次走上位候補。 |
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5着 |
ポリバレント |
1番人気で敗れた。休み明けを1度使われたが、レースぶりは変わって来なかった。新馬戦でインオラリオを5馬身千切った事、前走・今回と掲示板には載っているので、今後も人気はしそうだが休み明け2戦以内に結果を出さなかったこの手のタイプは成長を疑った方が得策だと思う。 |
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10RブラッドストーンS |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒3速い勝ちタイムだった。最内枠のトーホウドルチェが逃げて、2番手にファイナルスコアーで直線に入っていく。トーホウドルチェにファイナルスコアー、さらに外からインプルーヴが並んでいく。追い比べからインプルーヴが抜け出して1着。ファイナルスコアーが2番手で粘り込み、中団からマジックボンバーがジワジワ上がってきて3着だった。 |
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1着 |
インプルーヴ |
関西馬なので、中山に戻ってと言うのは少しおかしいが、1着だった2走前と同じく中山ダート1200mで昇級2走目での勝利。スタートで出遅れた前走の京都戦とは違って、追走もスムーズでしたし、このコースは合っているんだなという実感。 |
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2着 |
ファイナルスコアー |
このコースでは手堅い。 |
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11R弥生賞 |
ロジユニヴァースがハナを切る競馬になった。ちょっと久々な分、テンション高めだったので、行きっぷりも良く、無理に抑えたりせずそのまま行かせた。逆に行った後はピタリと折り合いつきましたし、4コーナーで引きつけておいて、もう一回直線向いてから突き放した。本当理想通りの競馬。2着も前につけたミッキーペトラが粘って、内々をそつなく捌いて来たモエレエキスパートが3着という結果になった。 時計の掛かるコンディションであった事を踏まえ、さらに中盤でペースが落ちた点を補正すると基準より0秒5速い勝ちタイムだった。 |
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1着 |
ロジユニヴァース |
ちょっとテンションが高めだったかなという気がしたのでその分行きっぷりも良かったが、本来折り合いつく馬ですし、恐らく弥生賞と皐月賞というのは中山の2000mと全く同じ条件で行われるが、毎年ペースが全然違う。スローペースの行った行ったみたいな競馬になりやすい弥生賞に対して、皐月賞はテンから流れが速くなって差しが届きやすいという事を考えると、ロジユニヴァースの行きっぷりの良さはむしろ次の皐月賞に向けては良かったと思いますし、盤石の体制で本番に挑めるなといった印象を今回強く持った。 ==横山典弘騎手== ハナに行きそうな馬も居たが、あまり遅くなると嫌でしたし、この馬のペースで楽に走らせてあげたかったから、無理に抑えずそのまま行かせた。レース前からこういう形も考えてはいましたからね。余力を残して勝つことができたので、それほどダメージはないだろうし、ステップレースとしては言うことのない競馬ができた。久々にクラシックを意識できる馬に巡り会えてワクワクしています。 |
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2着 |
ミッキーペトラ |
追い切りの動きが良かったので、急遽弥生賞参戦に切り替えた。結果陣営の好判断で2着と。まだ遊びながら走っていてこの成績ですから、まだまだ伸びてくる馬だろう。 |
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3着 |
モエレエキスパート |
ちょっと早熟っぽいイメージだったが、今回のレース運びを見ているとまだその成長力持続しているなという印象で、次走以降もうまく立ち回れば、圏内には入ってくる可能性は十分あると思う。 |
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6着 |
アーリーロブスト |
勝負所でうまく動けない場面もありましたし、ちょっと前残りの競馬でそのまま残られたといった感じで力を出し切れなかった。 |
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8着 |
セイウンワンダー |
やはり12キロ体重が増えてましたから、見た目にも太く映りましたし、その分この馬の反応の良さというのが見られなかったですから、体が絞れてくればまだ十分巻き返せるだけの能力を秘めた馬だと思う。 ==岩田騎手== 今日はゲートの中でも落ち着いていたし、スタートも良かったから正攻法の競馬をした。スローペースでも折り合いはついたし、距離は問題なかった。ただ、いつもと違って良い脚を一瞬しか使えなかった。今日は体重も増えていましたからね、こんな馬ではないし本番までに良くなってくれれば…。 |
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