東京 | 阪神 | 函館 | |||||||||||||||||||||
1R | 2R | 3R | 4R | 5R | 6R | 7R | 8R | 9R | 10R | 11R | 12R |
着順 | 馬番 | 印 | 馬名 | B | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 | 脚 | 上がり | 単勝 | 人気 | 馬体重 | 完全タイム | 指数 |
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1着 | 12 | リスグラシュー | 牝5 | 56.0 | D.繝ャ繝シ繝ウ | 2:10.8 | -0.5 | 2-2-2-2 | 先 | 35.2(1) | 5.4 | 3 | 460(+2) | -0.4 | 100.7 | ||
2着 | 1 | 危 | キセキ | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | 2:11.3 | 0.5 | 1-1-1-1 | 逃 | 35.8(3) | 3.6 | 1 | 506(-2) | +0.1 | 100.2 | |
3着 | 11 | スワーヴリチャード | 牡5 | 58.0 | M.デムーロ | 2:11.6 | 0.8 | 4-4-3-3 | 先 | 35.7(2) | 8.8 | 6 | 524(±0) | +0.4 | 97.5 | ||
4着 | 4 | アルアイン | ○ | 牡5 | 58.0 | 北村友一 | 2:11.9 | 1.1 | 3-2-3-3 | 先 | 36.1(7) | 8.4 | 5 | 520(-4) | +0.7 | 94.7 | |
5着 | 2 | レイデオロ | 牡5 | 58.0 | C.ルメール | 2:12.1 | 1.3 | 6-6-5-5 | 差 | 36.0(5) | 3.9 | 2 | 482(±0) | +0.9 | 92.9 | ||
6着 | 10 | ノーブルマーズ | 牡6 | 58.0 | 高倉稜 | 2:12.4 | 1.6 | 8-8-8-9 | 追 | 36.0(5) | 79.5 | 10 | 498(±0) | +1.2 | 90.2 | ||
7着 | 6 | スティッフェリオ | 牡5 | 58.0 | 丸山元気 | 2:12.4 | 1.6 | 4-4-5-5 | 差 | 36.3(8) | 26.8 | 8 | 442(-8) | +1.2 | 90.2 | ||
8着 | 9 | クリンチャー | 牡5 | 58.0 | 三浦皇成 | 2:12.5 | 1.7 | 6-7-5-5 | 差 | 36.4(10) | 34.0 | 9 | 496(±0) | +1.3 | 89.3 | ||
9着 | 3 | エタリオウ | ○ | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 | 2:12.6 | 1.8 | 10-10-8-8 | 追 | 36.4(10) | 7.8 | 4 | 474(+2) | +1.4 | 88.4 | |
10着 | 8 | ショウナンバッハ | 牡8 | 58.0 | 吉田豊 | 2:12.6 | 1.8 | 11-11-11-11 | 追 | 35.9(4) | 92.1 | 11 | 458(±0) | +1.4 | 88.4 | ||
11着 | 7 | マカヒキ | 牡6 | 58.0 | 岩田康誠 | 2:12.9 | 2.1 | 12-12-12-11 | 追 | 36.3(8) | 11.8 | 7 | 508(+2) | +1.7 | 85.6 | ||
12着 | 5 | タツゴウゲキ | 牡7 | 58.0 | 秋山真一 | 2:13.9 | 3.1 | 9-8-8-9 | 追 | 37.5(12) | 140.6 | 12 | 496(+4) | +2.7 | 76.5 |
馬場コメント |
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先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4だった。遡って開催8日間の馬場差を確認しておくと、開幕週がマイナス0秒4で、高速馬場とは言えないレベルでスタートした。ただ、雨の影響を受けた日もあるものの、大きく時計を要する事はなかった。 中間に雨は降らず、土曜はマイナス0秒5。土曜夕方に少し雨が降ったが、日曜日もほとんど変わらなかった。脚質に大きな偏りはなかったが、最終週と言っても、前めにつけた馬が粘っていた。土曜11R・日曜8Rの外回り1800mが、差し馬同士で決着したのは、これはペースが緩まなかったことが要因だろう。 |
レースコメント |
スタートだが最内枠のキセキ、出脚がさほど良くなかったが、前へと促して行く。そして外からリスグラシューも上がって行った。キセキがちょっとダッシュが鈍い感じがあったので、ちょっと他の馬が行く様な素振りも見せるが、まぁ隊列はもうほぼ大体各ジョッキーわかっていますから、すぐに決まって行った。ビックリしたのはやはりリスグラシューがこの位置を取ったという事。レースを簡単に言うと、逃げ馬を2番手の馬が交わして勝って、3番手の馬はそのまま3着・4着に入線して、そして5番手の馬が5着に入ったという事で、5頭とも4コーナー最内から内を回っていた。つまり、レースとしては典型的な先行決着で、G1馬が前を固めれば、こんな事はあり得るのかもしれないかなという気はするが、しのぎを削ったレースに見えなかったのは、ちょっと残念だった。 なお、ハーツクライ産駒は今年出走の2頭を含めて、宝塚記念には延べ14頭の出走で初制覇となった。 基準より0秒4速い勝ちタイムで、メンバーランクもBだった。前半1000mが1分ちょうどで、後半戦1000mが58秒9ですから、G1とすれば緩やかなペースだったと思う。そうかと言って、瞬発力型の台頭はなくて、前へ行った実力馬が流れ込んだという。それだけの単調なレースになった感じだった。リスグラシューの素晴らしいパフォーマンスだけが、タイムランクB。2着以下の着差を見ると、3着以下は本来の力を出し切れていない。そんな印象を受けた。 |
1着:リスグラシュー |
勝ったのはリスグラシュー。牝馬としては4頭目の宝塚記念制覇となった。メンバー中ただ1頭の牝馬が制したのは、1966年エイトクラウン以来53年ぶり2頭目となった。リスグラシューは非常に強かった。レース後の率直な感想を言えば、ソレしかないが、改めて各ジョッキーのコメントを精査すると、良発表でもちょっと力を要する馬場だったみたいな感じであった。ということで、母系の方が欧州血脈で固められたまハーツクライ産駒のリスグラシュー、こうした馬場への適性も極めて高かったと。それが3馬身差につながったようにも思う。しかし、最大の勝因はやはり2番につけた、レーン騎手の好判断であり、そして先行して勝ったという事は、リスグラシューの地力強化の証と言えるだろう。その鞍上のD.レーン騎手だが、短期免許証期間で最後の開催日で、正に有終の美を飾ったと言える。 D.レーン騎手 ありがとうございます。気持ちは最高ですね。仕上がり完璧の馬に乗せていただきまして、本当に厩舎の方はみんな関心しておりますので、とにかく素晴らしいです。スタート、非常に良いスタートを切って、1番先頭になるかならないか、一応悩んだりもしたが、まぁ流れ・展開でここで大丈夫じゃないかなという判断をした。この結果を残しては、良い判断で良かったです。最終コーナーから直線に入ったところ、もちろん素晴らしい能力、強い馬、後ろの方に一杯いますという風に意識しながら、ただし、自分の馬非常に手応えが良くて、直線入ってからまあまあ自信を持った。本当にこんなに素晴らしいレースに参加できる、こんなに沢山のファンの皆様の前で騎乗できる事ができて、非常に皆様に感謝しております。 |
2着:キセキ 解説危険 |
そして2着が1番人気のキセキだった。まぁキセキは着差的には完敗だった。前半1000m1分丁度ですから、この馬にすれば楽なペースで、ペース的に言えばタフな消耗戦に持ち込めなかったとも言えるが、同じ2着でも昨秋のジャパンカップほどの強さというのは伝わってこなかった。 川田将雅騎手 自分の競馬はしっかりとしてくれましたし、3着以下は抑え切ってくれたのですが、勝った馬だけは強かったですね。返し馬でもお客さんの期待を凄く感じていただけに、結果で応えられなくて申し訳ありません。 タイムランクBで勝ったリスグラシューが強かったとすれば、それは良いが、比較的緩やかな流れで3馬身差はちょっとガッカリした。これは完敗と言える内容。そもそもこの馬は、逃げ馬なのにスタートが遅い。そして、今回は昨秋の天皇賞とジャパンカップで見せた肉を切らせて骨を断つラップにはなっていない。それをできるのが、東京だけであるとすれば、勝てるレースはジャパンカップ以外にはないんじゃないだろうか。この馬、道悪の菊花賞を勝ったスタミナから、ステイヤー的な使って良化するタイプのイメージもありますから、休み明けよりは、レース間隔を詰めた方が良いタイプのようにも思える。次走がどこかはわからないが、秋最初のレースは危険馬としたい。 |
3着:スワーヴリチャード |
その後の3着がスワーヴリチャード、4着にアルアイン、5着レイデオロとG1ホースが続いた。スワーヴリチャードは流れ込んだだけという感じで、前を脅かす場面はなかった。まぁリスグラシューと同じハーツクライ産駒でも、こちらは成長力に欠ける帰来がある。 |
4着:アルアイン |
その後の3着がスワーヴリチャード、4着にアルアイン、5着レイデオロとG1ホースが続いた。4着のアルアインは、こちらも流れ込んだだけで、着差で見ると決定的な着差で、このあたりは距離適性の問題があったのではないかと思う。やはり上限は2000mまでだろうか。 |
5着:レイデオロ |
その後の3着がスワーヴリチャード、4着にアルアイン、5着レイデオロとG1ホースが続いた。5着のレイデオロは折り合いは付いていたが、ペースが上がった時点で着いて行けなくなった。敗因の1つは体調の問題。もう1つは、やはり内枠で内を回った事で伸び伸びと走れなかったこと。この2つだと思う。 |
9着:エタリオウ |
9着のエタリオウ。常に相手なりに走って負けても見せ場を作ってきた馬が、何1つ良いところがなかった。勝ち馬から1秒8差ですから走っていない。こちらも体調の問題があった模様。 |
11着:マカヒキ |
11着のマカヒキは位置取りはともかく、全く伸びていない。何かやはりこの特殊な馬場状態だったような気もする。 |
単勝 | 12 | 540円 | 3人気 | 枠連 | 1-8 | 620円 | 1人気 |
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複勝 | 12 1 11 | 180円 140円 260円 | 3人気 1人気 6人気 | ワイド | 1-12 11-12 1-11 | 340円 760円 630円 | 2人気 13人気 7人気 |
馬連 | 1-12 | 970円 | 2人気 | 3連複 | 1-11-12 | 2,720円 | 9人気 |
馬単 | 12-1 | 2,210円 | 6人気 | 3連単 | 12-1-11 | 14,560円 | 46人気 |